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2009年9月30日 (水)

銀河鉄道

P9300629 「999小学校って、なんだろう?」

 そう思ってふと立ち止まってみると、これ、勾玉なんですね。
 平成16年度の子供たちが作ったということは、もう何年もここにあるということ。なんで今まで気づかなかったんだろう。

 佐渡の人が朱鷺を誇りに思うように、翠の石を誇りに思うちっちゃい子たちが、自分たちの卒業のときの集大成として、一生懸命こいつを作る。なんだか、そういうこともまた、ここを「ぼくのまち」にしていくことなんだろうな。そんなふうに思うのです。

2009年9月29日 (火)

毎年この季節に

Img_9888 なると思うのは、息をのむくらいきれいに、セイタカアワダチソウを撮りたいということ。

 コイツ、嫌われ者です。毒々しいまでの黄色い花、伸びすぎて骨のような足元。そしてなにより、周りとの調和なしに、徹底的に自分ばかり増えてしまう、いかにもな「特定外来種」ぶり。コイツがいると、昔からの日本の植物たちが、ひどい目にあってしまう・・・。

 だから、セイタカアワダチソウを刈ることに、僕は反対しません。どんどんと抜けばいいとさえ思う。思うのだけれど、ヤツらには悪意はないわけで、結局のところ、観賞用として持ち込んだ、考えのない人や、その後あまりにも広がる勢いに手をこまねくしかなかった人間の無力さとか、そういうことに、ちゃんと胸を痛めながら、抜きたいし、刈りたいと思う。

 そして、だからこそ。コイツを「駆除」しても、本来は観賞用植物であったコイツを、きれいに撮ってやることが、せめてもの罪滅ぼしになるんじゃないか。そんなことを思ったりするのです。
 正義の旗の下に問答無用でやることのうさんくささにちゃんと気づけるように。間違いを認めて方針を変えるときには、ちゃんと申し訳なかったことに対して心を痛めながらもやるように。
 そういうことは、人として、きっと大切なことじゃないかと思うので。

 ・・・ということを語るためには、今年の一枚も、圧倒的に力不足なんですけれどね。

2009年9月28日 (月)

ごめんなさい

Img_9850 前から小谷の道の駅のあたりの工事現場で見て、いいなと思っていたバルーンライトが、市役所青海事務所のあたりのR8沿いにも登場。
 なんだか、いいよね。

2009年9月27日 (日)

おとどけもの

P9250508 朝、食事をしていると、「ぴんぽーん」。
 出てみると、知人が精米したばかりの新米をすこしだけ・・・とお裾分けしてくれました。
 なんだか、こういうの、うれしいよね。
 そして、塩かけてたべるだけでも香ばしくておいしく、体重には危険なゴハンの季節が、これからはじまっていくのです。

2009年9月26日 (土)

豚汁を作ろう

Img_9846 夜は寒いくらいでも、昼間は汗ばむくらいになる9月の終わり。
 昨日は、R8姫川橋のすぐ下で、我が母校の小学校のコドモたちが、「川鍋遠足」なるものをやっていました。

 思えば、僕らの頃には田海川支流の倉谷川の河原でやる「山鍋遠足」だった気がします。河原で集めた杉の葉とかを焼いて、豚汁を作る時の水は、川の水をそのまま使う。別に今でもそれでいいような気もするのだけれど、やっぱり、おおらかな時代だったということなのかもしれません。

 6年生から1年生までいっしょに、じゃがいも切ったり、火をおこしたりする。こういうのって、きっと、楽しいんだろうなぁ。

2009年9月25日 (金)

なんて立派な!

Img_9834 寺島のR8と旧R8の交差点のところにある、大きな柑橘類の実がなる木。
 今年も、緑色の大きな実がなっています。見ると、もう黄色くなって落ちてる実も。

 市内の「上刈みかん」は、ほぼ北限域のみかんなんだそうだけど、ハウスじゃない「露地物」な木なのに、コイツもなかなか頑張るじゃないか。これ、なんていうみかんなんでしょうねぇ。

2009年9月24日 (木)

支える茎

Img_9783 この季節ならではの、ちょっと毒々しいまでの朱は、彼岸花。よく、田んぼのあぜ道にびっしりと咲いている写真を見るけれど、そういえばウチの近辺では、あまり田んぼでみないような気がします。

 というわけで、ついこの間の散歩中に見つけたご近所の彼岸花。茎が案外とにょきっと丈夫そうで、ちょっとイメージとちがってびっくりしてしまいました。こんなに、たくましい茎に、あの花たちは載っているんですねぇ。

2009年9月23日 (水)

曲がり角

Img_9825 今日は、世間では連休の最終日。
 例によって僕は働いていたのだけど、午後からの会議の参加者の一人は、関東方面からの日帰り出張。「帰りの指定席が取れなかったので気が重い」なんて嘆いてたっけ。

 出勤途中に見かけたのは、姫川橋を新潟方面へと歩く、竹馬の2人連れ。そして、昨日名立を出た、人力車で日本一周の風プロジェクトのお二人は、今日糸魚川入りして、明日あたり親不知越えなんだとか。
 いろんな人が、いろんな形で、旅をしているんですねぇ。

2009年9月22日 (火)

ぼくらの基地

Img_9819 稲が刈られ、あちこちのはさ木に稲がかけられて、ちょっとしたパーティションになってしまうと、こういった場所は半ズボンの頃の僕らにとっては、「基地」なる遊び場になりました。
 大事なものを持ち込んで、なかに隠れては、クダらない話をして盛り上がる。こわれた電気製品を拾ってきては、ドライバーとニッパーで修理だの発明だのいいながら壊す。
 大切な出荷直前の商品の「乾燥工程」なのに、広い心で当時は遊ばせてくれていたんだなぁ・・・とはいえ、もしかしたら、農家の方たちはホントに困っておられたのかもしれませんね。

 そんなこんなで、あちこちで稲の天日干しがはじまると、僕らのあの一週間ほどの基地でのわくわくを思い出しては、すこしだけ懐かしい気持ちになる僕なのです。

2009年9月21日 (月)

もうすっかり

P9210480 秋の空・・・ですねぇ。

2009年9月20日 (日)

風の強い夜

Img_9706_2 昨晩、今日の仕事のための前泊移動先へと車を走らせている途中に、ふと、「そういえば、晴れてるな」などと思い立ち、車をマリンドリームの駐車場に停めました。
 というのも、最近mixiの糸魚川のコミュニティでおみかけした方が、星空と地上のものを組み合わせた「星景写真」を一生懸命撮っていると書かれていたので、「んじゃ、僕もやってみよう」などと、ずっと思ってたのです。
 頭の中では「こうやればいいんだろうな」というものはおぼろげながらあったものの、実際にやってみると、ごらんの通りの有様で、うまくいかないものです。
 風が強くて、三脚ががたがたいっていたり、雲がどんどん空を通り過ぎたり。そういうコンディションじゃないときに、再挑戦してみたいなと思っています。
 なにせ、星を撮るのに向いているほど光がないまちではないにしろ、やはり、夜はそれなりに暗い(笑)まちに、せっかく住んでるんですもんねぇ。

2009年9月19日 (土)

期間限定

P9190467 帰省する家族を連れて糸魚川駅にいったら、めずらしいものを見つけました。
 それは、昔懐かしい硬い列車の切符。いわゆる「硬券」です。
 今日(19日)から連休最終日の23日までの間、2000枚限定で発売される、糸魚川から南小谷までの切符。
 そういえば、中学校の近くにあった青海駅の窓口では、この券が並んでいる台から、ぴっぴっと抜いて渡してくれる駅員さんを見て、かっこいいなぁなんて思ったこともあったっけ。
 思わず買ってしまいましたが、ちょっと失敗。これ、今日限り有効なんですね。僕は、いわゆる「撮り鉄」ではないので、ぜひ乗ってみようと思ったのだけど、今日はこれから仕事。時間が取れそうな明後日には、使えないんだなぁと、ちょっとがっかり。仕方がないので、記念に手もとにおいておくことにします。
 この切符って、改札ではスタンプじゃなくて、パチンを切り落とすハサミで、改札してくれるのかなぁ。

2009年9月18日 (金)

JUMP

Img_9672  姫川港の東側、漁港部分は、ちょうど今、漁船小屋の建て替え中。で、そのあたりの浅瀬をのぞくと、深さが10cmもないようなところにまで、ちゃんとちっちゃいアジがいたりします。
 写真を撮っているときは、気づかなかったのだけれど、画面左下のちっちゃな水面の突起、拡大してみるとわかりますが、まさに飛び跳ねようとしている瞬間の小アジなんですね。
 このあとの「ちゃぽん」ってちっちゃい音、さすがに、気づかなかったなぁ。
 そんなこんなで、今はちょうど、小アジサビキ釣りの季節なのです。

2009年9月17日 (木)

囲いがとれたら

Img_9655 糸魚川高校の近くにある、大きなガスタンクは、最近までまわりを覆ってメンテナンス中でした。それが、今日横を通ってみたら、周りの白い覆いが取られて、足場も半分くらいは撤去済み。
 で、出てきたタンクには「世界ジオパークのまち いといがわ」の大きな文字。
 スイカ模様に塗るよりは、いいか(笑)。

2009年9月16日 (水)

青の季節も

P9130451 日が照って、雨が降れば、植物はどんどんと育っていく。
 こんなふうに、信号の押しボタンがどこにあるかわからなくなったりも、するんだよね。
 だから、夏はあちこちで、ビーバーが草を刈る音がするわけで。

 でも、そろそろこんな「青の季節」もおしまい。また、あちこちの見通しが、だんだんとよくなっていくのだろうな。

2009年9月15日 (火)

のとじま

Img_9628 といっても、今日は七尾湾に浮かぶ、水族館の有名な島のお話ではありません。

 以前、他の土地出身で今糸魚川に住んでいる方に、「能登って、糸魚川から見ると、島みたいに見えるんだよね」なんて言われたのだけれど、今までそんなこと、思ったこともありませんでした。
 もう少し、富山方面まで行くと、ぐるっと湾があって、向こうへつながっている感じがする。でも、糸魚川では、まさに海の向こうという感じ。その、つながってなさそうな感じは、確かに島のように見えなくもないわけで。
 昨日の夕方、まじまじと見てみると、確かに島のように見えます。そんなわけで、うっすらと見える能登と、雲にかくれた沈みゆく夕陽。須沢の浜の夕景です。

 ・・・ちなみに、全然関係のない話ですが、のとじま水族館のすぐ近く、海沿いの道路を走っているとある「はいから食堂」は、とってもいいお店でした。お近くにいかれたときは、ぜひ。

2009年9月14日 (月)

母と祖母

P9130414 朝夕はずいぶんと涼しくなってきて、青空の澄み方も、夏とはちがってきました。
 でも、まだ海沿いのハマナスの木には、実がちゃんとついていて、そればかりか、少ないけれども花も、咲いていたりします。
 同じ木から生えているんだから、兄弟・姉妹のたぐいなんだけれど、まだハリのある実と、梅干しのようになってしまった実がならんでいると、「母と祖母」って感じ、しません?。
 ・・・って、怒られそうですね(笑)。

2009年9月13日 (日)

楽しかった

Img_9607 昨日は、子供の小学校のPTA行事で、演劇を見てきました。小学校の体育館で、劇団を招いての「オズの魔法使い」。暗幕で、いつもなら明るい場所を真っ暗にして、強い照明と、大きな音。大丈夫かな?なんて心配も、子供たちは終始熱中していたように見えて、あらためて「子供を魅せる」ことを仕事にしている人たちのすごさを感じました。

 当日は、劇団さんが用意するステージまわり以外はすべて手作り。でも、入場をきれいにさばくための動線づくりのための三角コーンとか、チケットを忘れた人のための受付とか(恥ずかしながら、私は忘れてしまったので、大変助かりました。ありがとうございます)、細かなところまで配慮の行き届いた運営で、ホントお疲れ様でした。

 なにより、パフォーマンスを見るというのは、楽しいなというのを、思い出した夕方。なかなか、コンサートに行ったり、芝居を見たりといったことがしにくい子育て中なだけに、楽しかった一日となりました。

 最近の「楽しかったこと」のひとつ。カメラが修理から帰ってきて、「シャッターを切れば写る」ことの幸せをかみしめた、数日前のなんてことない夕景の写真とともに。この写真にも、僕の「楽しい」が、写っているといいのですが。

2009年9月12日 (土)

大糸チーズ

Img_9614 昨日、仕事での移動途中にふとラジオをつけると、FM新潟のパーソナリティがナカシマさんの大糸チーズと悠郷プリンを食べているところでした。こういう番組で糸魚川のお店が紹介されるのって、珍しいな。そんなことを思いながらお店に寄ってみると、「え、そんな放送やってたんですか?」。
 みなさん、商売っ気がないというか(笑)。番組によると、新潟ふるさと村で毎年晩秋にある、スイーツフェアにも出店されるんだそうで、そちらも楽しみです。

 そんなこんなで、写真は一昨日戻ってきたばかりのカメラでの一枚。ボタンを押すとちゃんとシャッターが切れるっていうのは、幸せですよねぇ。

2009年9月11日 (金)

つゆくさ

P9100312 家人曰く、「今年はあまりつゆくさを見ないよね」。

 そうなのか。

 あると、「咲いてるな」と思う。でも、何月に咲く花なのかがちゃんとわかるのは、桜や梅や桃くらい。なので、明星セメントへの引き込み線路の跡で見かけて、「はしりのつゆくさなのかな」などと思って写真を撮っていた僕は、すっかり季節感が欠如しているのです。
 そんなこんなで、もうじきの稲刈り用に準備された、はさ木の前にほんの少しだけ咲く、つゆくさなのです。

2009年9月10日 (木)

ASIAN POWER

P9090271 なのに、PANAMA船籍なのは、海運業界のお約束ではありますが、暮れゆく姫川港でいちばん煌々と灯りを灯していたのは、この船。
 自転車で家への道を急いでいた僕も、思わずこの光に誘われて、港の中に寄り道してしまうことに。イカ釣り船の集魚灯みたいですね(笑)。

2009年9月 9日 (水)

獲物は鮎

P9090260_2 9月末の禁漁を前に、鮎釣りを楽しむ人にとってはシーズン最終盤。毎日たくさんの竿が並びます。
 でも、川で魚を狙うのは、人間ばかりじゃない。他の季節もずっと、海川にはサギがいて、魚を狙っているわけで。

 そういう意味では、彼らはライバルなのかもしれない。ただ、人がこんなに近くにわさわさといるのに、鳥の方はなんだか、悠然としていて、全然気になんてしてないみたいですねぇ。

2009年9月 8日 (火)

二色

P9070236 姫川大橋の街灯が、左右で色違いだなんて、今日まで気がつきませんでした。
 仕事の帰り道、ふと思い立っての川面撮影。
 昼間はあんなにたくさんの鮎釣り師がいた川も、この時間にはただ水が流れるだけ。静かなものです。
 そして、撮った写真をあとで見返してみて気づく、2色の街灯。明日通ったときに、どんな感じなのか、あらためて見てみよう。

2009年9月 7日 (月)

小アジ釣り

P9060201 ひさしぶりの自転車通勤。ちょっと時間に余裕があったので、途中で姫川港を冷やかしていきました。
 僕が毎週のように釣りに通っていた頃から見ると、港内施設が増えてずいぶん雰囲気がかわりました。釣っている人も、地元の人が減って、長野・松本・諏訪といったナンバーの人が多いのかな。
 でも、見れば、釣りたくなる・・・んだな。今度、コドモと一緒にサビキ釣りに来てみよう。

2009年9月 6日 (日)

上棟式

P9050192 というよりは、僕らにとっては「たてまえ」というほうがしっくり来る、棟上げの日の儀式。
 最近はすっかりやるお宅が減ってしまったけれど、知り合いのお宅でやるとのことで、昨日遊びに行ってきました。
 僕が住んでいる須沢は、僕が小学生の頃新築ラッシュだった場所。それだけに、ビニール袋もって、モチや小銭を拾おうと走り回ったものでした。思えば、その袋も、まだスーパーのレジ袋じゃなかったよね。買い物は、買い物かごぶら下げてご近所のお店に出かける。そんな頃のお話なのです。
 たくさんの人が集まってきて、家の上での儀式が終わるのを待っている。そして、モチがまかれると、みんなで歓声をあげながら、福をお裾分けしてもらう。そして、遠巻きに見ている大人たちも口々に「なんだか、懐かしいね」「須沢ってこんなに人いるんだねぇ」なんて話をしながら、世間話している。なんだか、正しい田舎町の姿だな。そんなことを思ってしまいました。

 さて、今日はクラシックカーレビュー。仕事をさっさと終わらせて、のぞきにいきたいのだけれど、それまでにちゃんと仕事が終わるかどうか。がんばらないとね。

2009年9月 5日 (土)

発熱外来

P9050091 なにかと流行には疎い糸魚川でも、総合病院ではない、かかりつけのまちのお医者さんにまで、いわゆる「発熱外来」が登場しました。
 こちらでは、病院の裏の勝手口が出入り口。電話しておいて、呼ばれたらそっちから入ってきてねというシステムなんだそうで。
 確かに、町医者さんといえば、来るのはちっちゃいコドモとお年寄りばかり。ここで蔓延したら、まるで細菌兵器をばらまくようなもの。きちんとリスクヘッジしないとねということなんだろうけど、大変ですね。
 ちなみに、この病院は、青海の山本医院さんですが、こちらの駐車場のすぐ横で、ちょうどクリがたくさん実っています。順番待ちのときに、お子さん連れの方は、ぜひじっくり観察を。

2009年9月 4日 (金)

脇芽

P9030033 職場近くの街路樹のサルスベリ。今日、同じ花が、足元にも咲いていることに気がつきました。
 脇芽が出てきて、そこからもしっかり、咲くんですねぇ。しかも、ちゃんと、頭上の幹に咲く花と同じ色と大きさで。

2009年9月 3日 (木)

ジオパーク

090902_090528 ジオパークという耳慣れない言葉を聞き始めたのは、いつ頃だったのだろう。なんだか、あれよあれよという間に、「糸魚川にジオパーク認定を」という機運が盛り上がり、先日、めでたく世界ジオパークネットワークへの日本最初の加盟の3カ所のひとつになりました。
 正直なところ、ジオパークは(短期的には)それで誰かが儲かったり、生活が楽になったりするようなものでもないよね。ただ、日本国中のあちこちのまちの中で、「うちのところは、こんなまちなんだよ」と紹介するときの、特徴のひとつにはなる。
 この、自らのアイデンティフィケーションをちゃんとやって、埋没しないように、あえて、住んだり、遊びに行ったりする場所のひとつとして選んでもらえるようにしようという動きは、全国津々浦々でやっているけれど(それが、時にはコンサルタントの食い物にされて、ひどい浪費や頭を抱えるような「町おこし」になっていたりもするのだけれど)、糸魚川というのは、そういうことをあまり重視していないまちなのだとずっと思っていました。他よりも、ひどく遅れないことを、限られた財布の中でやる。それもまたひとつの見識だから、そうやっていこうとしているんだな、と。それだけに、こういうことを行政が市民をなんとかまきこんで一生懸命やろうとしたということに、個人的にはけっこうびっくりして、そしてすこしうれしくなったりしたのです。
 僕らのまちはいいところなんだよ、と、ちゃんと言い、伝えていくことが、もっといいまちにするためにはいいことなんだという意志。これがないところにいるのは、つまらないことだから。

 そんなわけで、今日の写真は美山公園で見かけた、自動販売機。売り上げの一部は、ジオパーク関係の活動に使われるそうですが、こんな看板自販機も、ちゃんとあるんですねぇ。市内ジオパークめぐりも楽しそうだけど、「市内ジオパークPRブツ探し」も、なんだか楽しい・・・かもしれません。

 それにしても、携帯電話のカメラというのは、やっぱりもどかしいですねぇ。はやくカメラが直ってこないかなぁ。

2009年9月 2日 (水)

あきのそら

Img_3371  どことなく澄んだ空。
 乾いた空気。
 そして、今ひとつ青さに元気のない木。

 秋の空、、、ですねぇ。

アーチ

Img_3243 レンガ車庫フェスが一段落ついたので、メインカメラを修理に出しました。ないとなると、なんとなく手持ちぶさたなもの。今日あたりは、携帯のカメラででも、なにか撮ってみようかななどと思ったりしています。
 そんなわけで、先日のレンガ車庫フェスの写真から一枚。正面の三連アーチのところを見上げたものです。この白いところは、地元産の石、レンガのところは、大和川で焼かれた地元産レンガ。いわば大正年間の「地産地消」なのです。

2009年9月 1日 (火)

新学期

Img_3369  そういえば、昼間そこいらで遊んでいるコドモみなかったな。そんなことを思う、9月1日は、近所の学校の始業式の日。
 夏休みは8月31日でおしまい。それは、よほどの山奥や北国の、雪がたくさんふるところだけなのかと思っていたら、実は8月中に二学期がはじまるところが案外多いんですね・・・というのを今年知った原因は、最近流行している、新型インフルエンザ。
 「明日からの新学期に備えて」というニュースが、まだ8月だというのにテレビから聞こえてきて、「え、都内でも8月からなんてあるんだ?」とか、驚いたりしてね。
 そして、今日の新学期のニュースでも、全員が講堂に集まってではなく、自分の教室にいて、テレビを使った校長先生のお話なんてやり方での始業式がとりあげられていました。今は、特別な設備を自慢する学校ではなくて、そこいらの学校で普通に、校内映像放送の設備があるんですね。それもまた、驚きでした。
 僕らが卒業した直後の青海中に校内テレビ放送設備が入ったって聞いて、ずいぶんと悔しがったのはもう四半世紀も前だけれど、その当時は、校内放送でテレビが使えるっていうのは、間違いなく人に自慢できた。そう思うと、「四半世紀だもんねぇ」と、あらためて思ってしまったりするのです。

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