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なると思うのは、息をのむくらいきれいに、セイタカアワダチソウを撮りたいということ。
コイツ、嫌われ者です。毒々しいまでの黄色い花、伸びすぎて骨のような足元。そしてなにより、周りとの調和なしに、徹底的に自分ばかり増えてしまう、いかにもな「特定外来種」ぶり。コイツがいると、昔からの日本の植物たちが、ひどい目にあってしまう・・・。
だから、セイタカアワダチソウを刈ることに、僕は反対しません。どんどんと抜けばいいとさえ思う。思うのだけれど、ヤツらには悪意はないわけで、結局のところ、観賞用として持ち込んだ、考えのない人や、その後あまりにも広がる勢いに手をこまねくしかなかった人間の無力さとか、そういうことに、ちゃんと胸を痛めながら、抜きたいし、刈りたいと思う。
そして、だからこそ。コイツを「駆除」しても、本来は観賞用植物であったコイツを、きれいに撮ってやることが、せめてもの罪滅ぼしになるんじゃないか。そんなことを思ったりするのです。
正義の旗の下に問答無用でやることのうさんくささにちゃんと気づけるように。間違いを認めて方針を変えるときには、ちゃんと申し訳なかったことに対して心を痛めながらもやるように。
そういうことは、人として、きっと大切なことじゃないかと思うので。
・・・ということを語るためには、今年の一枚も、圧倒的に力不足なんですけれどね。
稲が刈られ、あちこちのはさ木に稲がかけられて、ちょっとしたパーティションになってしまうと、こういった場所は半ズボンの頃の僕らにとっては、「基地」なる遊び場になりました。
大事なものを持ち込んで、なかに隠れては、クダらない話をして盛り上がる。こわれた電気製品を拾ってきては、ドライバーとニッパーで修理だの発明だのいいながら壊す。
大切な出荷直前の商品の「乾燥工程」なのに、広い心で当時は遊ばせてくれていたんだなぁ・・・とはいえ、もしかしたら、農家の方たちはホントに困っておられたのかもしれませんね。
そんなこんなで、あちこちで稲の天日干しがはじまると、僕らのあの一週間ほどの基地でのわくわくを思い出しては、すこしだけ懐かしい気持ちになる僕なのです。
昨晩、今日の仕事のための前泊移動先へと車を走らせている途中に、ふと、「そういえば、晴れてるな」などと思い立ち、車をマリンドリームの駐車場に停めました。
というのも、最近mixiの糸魚川のコミュニティでおみかけした方が、星空と地上のものを組み合わせた「星景写真」を一生懸命撮っていると書かれていたので、「んじゃ、僕もやってみよう」などと、ずっと思ってたのです。
頭の中では「こうやればいいんだろうな」というものはおぼろげながらあったものの、実際にやってみると、ごらんの通りの有様で、うまくいかないものです。
風が強くて、三脚ががたがたいっていたり、雲がどんどん空を通り過ぎたり。そういうコンディションじゃないときに、再挑戦してみたいなと思っています。
なにせ、星を撮るのに向いているほど光がないまちではないにしろ、やはり、夜はそれなりに暗い(笑)まちに、せっかく住んでるんですもんねぇ。
帰省する家族を連れて糸魚川駅にいったら、めずらしいものを見つけました。
それは、昔懐かしい硬い列車の切符。いわゆる「硬券」です。
今日(19日)から連休最終日の23日までの間、2000枚限定で発売される、糸魚川から南小谷までの切符。
そういえば、中学校の近くにあった青海駅の窓口では、この券が並んでいる台から、ぴっぴっと抜いて渡してくれる駅員さんを見て、かっこいいなぁなんて思ったこともあったっけ。
思わず買ってしまいましたが、ちょっと失敗。これ、今日限り有効なんですね。僕は、いわゆる「撮り鉄」ではないので、ぜひ乗ってみようと思ったのだけど、今日はこれから仕事。時間が取れそうな明後日には、使えないんだなぁと、ちょっとがっかり。仕方がないので、記念に手もとにおいておくことにします。
この切符って、改札ではスタンプじゃなくて、パチンを切り落とすハサミで、改札してくれるのかなぁ。
といっても、今日は七尾湾に浮かぶ、水族館の有名な島のお話ではありません。
以前、他の土地出身で今糸魚川に住んでいる方に、「能登って、糸魚川から見ると、島みたいに見えるんだよね」なんて言われたのだけれど、今までそんなこと、思ったこともありませんでした。
もう少し、富山方面まで行くと、ぐるっと湾があって、向こうへつながっている感じがする。でも、糸魚川では、まさに海の向こうという感じ。その、つながってなさそうな感じは、確かに島のように見えなくもないわけで。
昨日の夕方、まじまじと見てみると、確かに島のように見えます。そんなわけで、うっすらと見える能登と、雲にかくれた沈みゆく夕陽。須沢の浜の夕景です。
・・・ちなみに、全然関係のない話ですが、のとじま水族館のすぐ近く、海沿いの道路を走っているとある「はいから食堂」は、とってもいいお店でした。お近くにいかれたときは、ぜひ。
昨日は、子供の小学校のPTA行事で、演劇を見てきました。小学校の体育館で、劇団を招いての「オズの魔法使い」。暗幕で、いつもなら明るい場所を真っ暗にして、強い照明と、大きな音。大丈夫かな?なんて心配も、子供たちは終始熱中していたように見えて、あらためて「子供を魅せる」ことを仕事にしている人たちのすごさを感じました。
当日は、劇団さんが用意するステージまわり以外はすべて手作り。でも、入場をきれいにさばくための動線づくりのための三角コーンとか、チケットを忘れた人のための受付とか(恥ずかしながら、私は忘れてしまったので、大変助かりました。ありがとうございます)、細かなところまで配慮の行き届いた運営で、ホントお疲れ様でした。
なにより、パフォーマンスを見るというのは、楽しいなというのを、思い出した夕方。なかなか、コンサートに行ったり、芝居を見たりといったことがしにくい子育て中なだけに、楽しかった一日となりました。
最近の「楽しかったこと」のひとつ。カメラが修理から帰ってきて、「シャッターを切れば写る」ことの幸せをかみしめた、数日前のなんてことない夕景の写真とともに。この写真にも、僕の「楽しい」が、写っているといいのですが。
というよりは、僕らにとっては「たてまえ」というほうがしっくり来る、棟上げの日の儀式。
最近はすっかりやるお宅が減ってしまったけれど、知り合いのお宅でやるとのことで、昨日遊びに行ってきました。
僕が住んでいる須沢は、僕が小学生の頃新築ラッシュだった場所。それだけに、ビニール袋もって、モチや小銭を拾おうと走り回ったものでした。思えば、その袋も、まだスーパーのレジ袋じゃなかったよね。買い物は、買い物かごぶら下げてご近所のお店に出かける。そんな頃のお話なのです。
たくさんの人が集まってきて、家の上での儀式が終わるのを待っている。そして、モチがまかれると、みんなで歓声をあげながら、福をお裾分けしてもらう。そして、遠巻きに見ている大人たちも口々に「なんだか、懐かしいね」「須沢ってこんなに人いるんだねぇ」なんて話をしながら、世間話している。なんだか、正しい田舎町の姿だな。そんなことを思ってしまいました。
さて、今日はクラシックカーレビュー。仕事をさっさと終わらせて、のぞきにいきたいのだけれど、それまでにちゃんと仕事が終わるかどうか。がんばらないとね。
なにかと流行には疎い糸魚川でも、総合病院ではない、かかりつけのまちのお医者さんにまで、いわゆる「発熱外来」が登場しました。
こちらでは、病院の裏の勝手口が出入り口。電話しておいて、呼ばれたらそっちから入ってきてねというシステムなんだそうで。
確かに、町医者さんといえば、来るのはちっちゃいコドモとお年寄りばかり。ここで蔓延したら、まるで細菌兵器をばらまくようなもの。きちんとリスクヘッジしないとねということなんだろうけど、大変ですね。
ちなみに、この病院は、青海の山本医院さんですが、こちらの駐車場のすぐ横で、ちょうどクリがたくさん実っています。順番待ちのときに、お子さん連れの方は、ぜひじっくり観察を。
ジオパークという耳慣れない言葉を聞き始めたのは、いつ頃だったのだろう。なんだか、あれよあれよという間に、「糸魚川にジオパーク認定を」という機運が盛り上がり、先日、めでたく世界ジオパークネットワークへの日本最初の加盟の3カ所のひとつになりました。
正直なところ、ジオパークは(短期的には)それで誰かが儲かったり、生活が楽になったりするようなものでもないよね。ただ、日本国中のあちこちのまちの中で、「うちのところは、こんなまちなんだよ」と紹介するときの、特徴のひとつにはなる。
この、自らのアイデンティフィケーションをちゃんとやって、埋没しないように、あえて、住んだり、遊びに行ったりする場所のひとつとして選んでもらえるようにしようという動きは、全国津々浦々でやっているけれど(それが、時にはコンサルタントの食い物にされて、ひどい浪費や頭を抱えるような「町おこし」になっていたりもするのだけれど)、糸魚川というのは、そういうことをあまり重視していないまちなのだとずっと思っていました。他よりも、ひどく遅れないことを、限られた財布の中でやる。それもまたひとつの見識だから、そうやっていこうとしているんだな、と。それだけに、こういうことを行政が市民をなんとかまきこんで一生懸命やろうとしたということに、個人的にはけっこうびっくりして、そしてすこしうれしくなったりしたのです。
僕らのまちはいいところなんだよ、と、ちゃんと言い、伝えていくことが、もっといいまちにするためにはいいことなんだという意志。これがないところにいるのは、つまらないことだから。
そんなわけで、今日の写真は美山公園で見かけた、自動販売機。売り上げの一部は、ジオパーク関係の活動に使われるそうですが、こんな看板自販機も、ちゃんとあるんですねぇ。市内ジオパークめぐりも楽しそうだけど、「市内ジオパークPRブツ探し」も、なんだか楽しい・・・かもしれません。
それにしても、携帯電話のカメラというのは、やっぱりもどかしいですねぇ。はやくカメラが直ってこないかなぁ。
そういえば、昼間そこいらで遊んでいるコドモみなかったな。そんなことを思う、9月1日は、近所の学校の始業式の日。
夏休みは8月31日でおしまい。それは、よほどの山奥や北国の、雪がたくさんふるところだけなのかと思っていたら、実は8月中に二学期がはじまるところが案外多いんですね・・・というのを今年知った原因は、最近流行している、新型インフルエンザ。
「明日からの新学期に備えて」というニュースが、まだ8月だというのにテレビから聞こえてきて、「え、都内でも8月からなんてあるんだ?」とか、驚いたりしてね。
そして、今日の新学期のニュースでも、全員が講堂に集まってではなく、自分の教室にいて、テレビを使った校長先生のお話なんてやり方での始業式がとりあげられていました。今は、特別な設備を自慢する学校ではなくて、そこいらの学校で普通に、校内映像放送の設備があるんですね。それもまた、驚きでした。
僕らが卒業した直後の青海中に校内テレビ放送設備が入ったって聞いて、ずいぶんと悔しがったのはもう四半世紀も前だけれど、その当時は、校内放送でテレビが使えるっていうのは、間違いなく人に自慢できた。そう思うと、「四半世紀だもんねぇ」と、あらためて思ってしまったりするのです。
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