« 遠くに沈む | トップページ | 陸橋の屋根 »

2009年6月12日 (金)

とろけるようにやわらかい

Img_7412 ので、煮たまま、あぶらずににぎるのが、ミシュランでも星がたくさんついている、すきやばし次郎のあなごの握りだそうです。以前、「すきやばし次郎旬を握る」なる、本当にたくさんの写真とともに親方の仕事を紹介した本を読んで、いつか(宝くじがあたったら?)行きたいなぁと思っていたのだけど、タイヤやさんの本に載るようじゃ、なかなか縁ができそうにありません。
 というわけで、今日の写真は、軟らかく煮た寿司やさんのものとはまったく別の、このあたりで「地あなご」と呼ばれるもの。朝通りかかった魚屋さんの前に、干してありました。
 糸魚川の居酒屋さんで「アナゴあぶって」と言ったとき、出てくるのは普通、こちらの方。コリコリと特徴的な歯触り。
 アナゴといっても、いわゆる「メクラアナゴ」というもので、ちがう魚なのだけれど、糸魚川で一杯やるときには、みかけたらぜひ、ご賞味を。

« 遠くに沈む | トップページ | 陸橋の屋根 »

まち」カテゴリの記事

コメント

こんちは
車からそれ見ました。何干してあるんだろ?と。
今思えば、一緒に乗っていた娘に教えてあげれば良かった。
魚干している風景、普段見ないから。きっと面白いこと言っただろうな。

 どもども。
 魚やさんって、けっこう店頭で自家製の干物を干してるから、それを見てると季節感感じておもしろいんだよね。
 山で「干してある」というと、ゆでて揉んでるゼンマイは、そろそろ見かけない時期になりましたねぇ。

おっはよ
「干してある」ネタひっぱっちゃお。
早川のじいちゃは、昔「マムシ」干してたよ。
あの「地あなご」みたいに下がってたの。皮剥いであるから、もうちょっと白かったけどね。蛇も季節感あるでしょ。山にもいっぱい干すものあるんだねぇ。

 マムシかぁ。
 そういえば、小学生の頃、海の近くで落ちていた瓶に石投げて遊ぶなんて悪いことをしていたら、突然とぐろを巻いたヘビがあらわれて、みんなびっくりして逃げてきたのを思い出しました。
 あれ、マムシ酒の瓶が割れて、なかのヘビが出てきただけだったんだろうなぁ。
 でも、「悪いことをする」のは、ゾクゾク感とおなじくらい、後ろめたさもあるから、だからあんな風にびっくりしたんだろうなぁとも、今になって思ったりするんですよね。
 言われたとおり、一つも悪いことをしないようなコドモってのは、気味が悪いけれど、悪いことをするとき、ちゃんと後ろめたい気持ちを持つような、そんなメンタリティは持ってほしい。それが、「本当に」悪いことをしないようにするための、自分の中の壁になるんじゃないかと思うから。
 そんなことを、毎日の夕方の気分が暗くなるようなニュースに接するたびに、思ったりするワタクシなのです。

子供に関わる事件や事故のニュースを聞くたび、切なくなります。

子供をもって、私の世界が広がって、楽しかったり面白かったりする。
その反面、悲しいこと辛いことも経験するかもしれない。

「親になってわかること」はたくさんあるんですね。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: とろけるようにやわらかい:

« 遠くに沈む | トップページ | 陸橋の屋根 »