糸魚川へ「おでかけ」していた頃
僕は青海の人間なので、小学校の頃、バスに乗ってでかける「糸魚川」というのは、まさに前日や前々日から指折り数えて楽しみにしているようなおでかけでした。
山下の最上階で食べるソフトクリーム、小八木での移動動物園イベント・・・。そういったあこがれたものの一つに、スーパーに売っているもうビニール袋にはいっているわけではない、トングで好きなものを選んでお金を払うパンやさんもありました。
というわけで、今日の写真は、イノヤさんのシュトーレン。この時期のドイツの菓子パンです。ナッツやドライフルーツがたくさんはいった、甘くて日持ちのするちょっと堅めのパン。ドイツでは、クリスマスにはクリームで飾られたケーキよりも、こちらを食べるほうが一般的なのだとか。
実は、シュトーレンを地元で売っているお店がなかなかないので・・・と言っていた、ワタシの肩こりを取ってくれるY先生の話に、ふと「そういえば、職場でチラシ見たなぁ」などと思い出してお話ししたのが数日前。そして、今日はお店の前でばったり会ってしまい、またもシュトーレンの話で盛り上がってしまいました。甘いお菓子のことについて、40男がパンやさんの店頭で二人で盛り上がっている図は、あまりほほえましいものではありませんが(笑)。
こういう、小洒落たものも、ちゃーんと糸魚川には、あるんですねぇ。なんだか、バスに乗ってわくわくしながらやってきた、青海よりも街な糸魚川。あの感覚をほんのすこしだけ思い出したような、そんな夕方なのでした。
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オーナー様
そうですよね、糸魚川に行くのは本当に子供の時の一大イベントでしたよね。頚城バスにのって出かけた、糸魚川はあの当時、唯一の都会でしたよね(笑)。ソフトクリームは本当に美味しかったですよね。いま、どこでも買えるソフトを食べても、あの当時の感激がないのは年をとったせいですかね。感謝。
投稿: 昴 | 2008年12月20日 (土) 16時26分