お蕎麦の会
毎年一回くらいしかお会いしない写真の先生方との新蕎麦の会に、今年もお招きいただき、ついさきほどまでとてもおいしくて楽しい時間を過ごさせていただきました。
僕は、仕事柄、コンピュータのことはわかります。たとえば、画面に表示される色とプリントアウトした写真の色をある程度合わせるとか、写真として違和感のない感じのインクジェットプリンタへの印刷は、どんな紙を使ってどんな設定でやればいいのかとか。
でも、それはある種の仕事上の技術のお話。それ以上に、「どんな絵を撮りたいのか」という衝動やセンス、そして、それを実現するために、たとえば朝早く起きて山にいくといった努力の積み重ね。そういったものは、足りないモノがいっぱいあります。
手段はそこそこ手に入れることができる。でも、それはすべて、目的の実現のため。まずは、目的が必要なのだということを、長いこと写真を撮ってきた方たちと話をするたびに思ってしまう。そもそもの「手段」だって、「そこそこ」程度しかないのですけどね(笑)。
というわけで、今年はじめて食べる十割の新蕎麦。そして、向こうには、あたたかい囲炉裏の赤。手ぶれがあるのは、幸せなお酒のせいということで。
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