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週末のきらら青海はなんだか大盛況。なにをやっているかというと、四次元デジタル宇宙プロジェクトの天文シミュレーターを立体めがねで体感するのを目玉として、いろんな子供のための科学体験コーナーがたくさんならぶイベントなのです。
スライムを作ったり、手回し発電機でものを動かしてみたり、砂の中から石英とか、いくつかの鉱物のかけらを探して顕微鏡で見てみたり。そんなブースの中に、「はやく固まるセメントで遊んでみよう」のコーナーも。
自分で100gのセメントをはかり、30ccの水もはかってコップの中で混ぜ、自分で選んだ型に流し込んで、クリスマスツリーやイルカの形のコンクリートを作るこの体験コーナー。なんだか単純な工作みたいなんだけども、大盛況なのでした。
応対してくれているのは、コンクリートに要求されるいろんなスペックを満たすために混ぜる、特殊混和剤についての技術のプロのひとたち。よく考えてみれば、「5分で固まる」っていうのも、実は普通のホームセンターで売っている家庭工事用のセメントとはちがうレベルの技術がしっかり入っているわけで、実は案外と優雅な体験だったような気がします。
そんなわけで、ゴーグルをかけ、マスクをして、手袋もしての重装備でセメント工作に臨む子供たち。こういうところから、理系を志す人間が増えるといいなぁ。
田舎町に住んでいると、テレビに映ったり雑誌に書いてあったりすることは、すべて他の街のこと。そんな思いこみがいつもあります。
それだけに、出張中にふと、新幹線の車内誌を開いたら「須沢」なんて文字が出てくると、ものすごくびっくりしてしまうのです。
雑誌は、JR東日本の新幹線内でもらえる「トランヴェール」。11月号の特集は、塩の道千国街道についてのものです。
この「須沢」の最寄り駅、JR糸魚川駅はJR西日本の駅。千国街道沿いに走る大糸線も、南小谷までの非電化区間は、JR西日本なので、特集でも糸魚川のことはほとんどふれられてはいないのだけれど、夕陽の写真があり、姫川の左右岸両方のコースが書いてある地図が載せられ・・・と、なんだか田舎モノを出先でびっくりさせるには十分なご当地ネタでした。
月が変わるとまもなく12月号でしょうから、車内で見られるのもあと数日かもしれません。JR東日本の新幹線に乗られる糸魚川出身の方は、ぜひ。
姫川の青海側の堤防道路は、一カ所高くなっているところがあります。
取水口のパイプが埋まっているからなのだと思うのですが、国道側から走ってくると、ここで車がふわっと浮いて、それから沈み込む感じがなんだかちょっとした体感マシンのような感じがして、子供の頃「ぞっくり道」などと名前をつけて、オヤジにすこしスピードを出して走ってもらったしていました。
自分で運転するようになると、こういう拝み勾配のところでスピードを出すのって、けっこう危ないんですけど、いけないこと頼んでいたんだなぁ。そして、自分の子もここを通る時は、ちょっとスピードを出してほしいと頼んできます。子供はこういうところが好きなんですね。
というわけで、取水口の網になったところに絡まる蔓の写真です。河原から立ち上がって、ここまでしっかりと絡まっている。連中も、空を目指してるんですねぇ。
先日のお蕎麦の会の時に、お一人の方が「青空くん」などと呼ばれておりました。
僕なんかが「くん」などと呼んではいけない、ずいぶん年上の方なのだけれど、そう呼ばれる理由はというと、それはそれはきれいな青空の写真をたくさん撮っておられるから。
なんとか予定をあけて撮りに行った日が、今ひとつ天気がよくない。そういう悔しさは、風景を撮る人にとっての共通のものだと思うのだけれど、みんなで撮りに行った翌日にもう一度いくと、その日はきれいに晴れ渡るというようなことが続くと、それはもう、それまでがんばって働いた人への、リタイヤ後のご褒美なのではないかと思ってしまったりするのです。で、現役世代は、がんばって働けと(笑)。
そんなわけで、能生の柵口温泉の写真を一枚。朝から曇ったり降ったりと忙しい天気でしたが、お昼頃すこしだけきれいな青空が広がりました。
路肩に残る雪のことを聞くと、先日の雪でこのあたりは除雪車が出たとのこと。だんだんと、冬になっていく・・・のですねぇ。
毎年一回くらいしかお会いしない写真の先生方との新蕎麦の会に、今年もお招きいただき、ついさきほどまでとてもおいしくて楽しい時間を過ごさせていただきました。
僕は、仕事柄、コンピュータのことはわかります。たとえば、画面に表示される色とプリントアウトした写真の色をある程度合わせるとか、写真として違和感のない感じのインクジェットプリンタへの印刷は、どんな紙を使ってどんな設定でやればいいのかとか。
でも、それはある種の仕事上の技術のお話。それ以上に、「どんな絵を撮りたいのか」という衝動やセンス、そして、それを実現するために、たとえば朝早く起きて山にいくといった努力の積み重ね。そういったものは、足りないモノがいっぱいあります。
手段はそこそこ手に入れることができる。でも、それはすべて、目的の実現のため。まずは、目的が必要なのだということを、長いこと写真を撮ってきた方たちと話をするたびに思ってしまう。そもそもの「手段」だって、「そこそこ」程度しかないのですけどね(笑)。
というわけで、今年はじめて食べる十割の新蕎麦。そして、向こうには、あたたかい囲炉裏の赤。手ぶれがあるのは、幸せなお酒のせいということで。
暖かい日はまだまだ、自転車通勤。日が落ちてからの帰りはさすがにしんどいけれど、行きはなかなか楽しいです。
こういう天気がいい日の楽しみは、路地を通ること。家のまわりは歩いて動くから、いろんな路地をよくしっていますが、ちょっと離れた場所だと、細い道には滅多にはいっていかない。だからこそ、あえて、いつも通る道の1本、2本横の細い、車が通らないような道を走ってみると、発見が多くてとてもおもしろいんだな。
で、今日は押上付近であきらめて、旧国道に復帰。その合流地点の軒下の、いい具合になってきた干し柿のぽってりした一枚。そして、後ろに写っているのは、お米やさん、店先に新米の袋も積んであって、まさに、秋だなぁという光景なのでした。
サイクルメーターを見ると、いつもより1.5kmは多く走っている往路。願わくば、それが許されるくらいの時間的余裕を、いつも持っていたいな、と。
日本酒の会に遅刻した僕が飲み足りない顔をしていたのを気にして、席がおとなりだった写真の先生がもう一軒連れて行ってくれました。
ちょうど届いたばかりだというZeissの新しいレンズをさわらせてもらったりしながら、おいしい刺身でもう少し日本酒をいただき、お土産までいただいて帰るという、とてもとてもありがたい夜だったのですが、写真はその、おみやげ。
いいですよねぇ、「いいわけ寿司」。下の子が生まれたばかりで酒好きなのに飲みに出られないカミさんが(と)とてもにこにこしながらいただきました。すさまじいばかりの「いいわけ」効果。本当に、ありがとうございます。
というわけで、おみやげのお寿司にこのカードをいれてくれるのは、駅前の志乃さん。なかなかお茶目でいいですよねぇ。
残念ながら仕事ですこし遅れてしまって、利き酒イベントには間に合わなかったんですけどね。もっとも、今までの何度かのこの会で、一度もあたったことないんですけどね(笑)。
この会の利き酒は、5つの蔵の仕込み水が各テーブルに並べられ、そして、5蔵のお酒のうち1種類だけがラベルを隠しておいてあって、水を利き、あっちこっちで5種類のお酒を飲んでみて、自分が利いているのが5つのうちどのお酒なのかを当てるスタイル。
ラベルが貼ってある5つのお酒と、ラベルを隠したお酒とを比べるだけでなく、仕込み水も飲みながら、当てられる。おもしろい利き酒だと思います。お酒には、必ずその仕込み水の味が反映されているんだそうですから。とはいえ、そういう微妙なところはよくわからない僕にとっては、ただただ「うまい」だけなんですけどね。
そんなわけで、今年も楽しい会でした。誘ってくれたみなさん、会場で楽しいお話をしていただいたみなさん、どうもありがとうございました。
自分が小学校を卒業してから、今の田沢小となりの勤労者体育館ができました。青海中学校は卒業後数年してから引っ越して新築。そして、田沢小は昨年新築工事が終了と、旧青海町内で、昔のままの母校はなくなってしまいました。
なので、どうしても学校の近所にいくと、「あたらしいよな」と思ってしまう。しまうのだけれど、実はそれなりに、時間が経っているのだなと、時々感じたりもするのです。
というわけで、今日の写真は、田沢小学校の西側の歩道にある電話ボックスの地面に埋め込まれたタイル。
「電電公社」ですよ。電電公社。
NTTが民営化されたのが、1985年。東西NTTなどに分割されたのが1999年。ということは、もうこの歩道は20年以上も前から、この姿だということ。
確かに、僕が小学校に通っていたのは、20年では足りないくらいの昔ですから、絵があちこちに埋め込まれたカラーの歩道に新しさを感じていても不思議ではないのだけれど、それにしても、20年以上、この歩道も年を経てきているんですねぇ。
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