5分間
週末のきらら青海はなんだか大盛況。なにをやっているかというと、四次元デジタル宇宙プロジェクトの天文シミュレーターを立体めがねで体感するのを目玉として、いろんな子供のための科学体験コーナーがたくさんならぶイベントなのです。
スライムを作ったり、手回し発電機でものを動かしてみたり、砂の中から石英とか、いくつかの鉱物のかけらを探して顕微鏡で見てみたり。そんなブースの中に、「はやく固まるセメントで遊んでみよう」のコーナーも。
自分で100gのセメントをはかり、30ccの水もはかってコップの中で混ぜ、自分で選んだ型に流し込んで、クリスマスツリーやイルカの形のコンクリートを作るこの体験コーナー。なんだか単純な工作みたいなんだけども、大盛況なのでした。
応対してくれているのは、コンクリートに要求されるいろんなスペックを満たすために混ぜる、特殊混和剤についての技術のプロのひとたち。よく考えてみれば、「5分で固まる」っていうのも、実は普通のホームセンターで売っている家庭工事用のセメントとはちがうレベルの技術がしっかり入っているわけで、実は案外と優雅な体験だったような気がします。
そんなわけで、ゴーグルをかけ、マスクをして、手袋もしての重装備でセメント工作に臨む子供たち。こういうところから、理系を志す人間が増えるといいなぁ。
« 西回りの塩の道 | トップページ | 今年もそろそろ »
コメント