ご近所のお祭り
昨日は、縁あって長野の写真愛好家のみなさんと一緒に、隣村、小谷にある池原諏訪神社のお祭りを見に行くことができました。
お祭りというと、近所では「おまんた祭り」のような、フィナーレに花火があがるようなお祭りばかりにしか行かないけれど、本当は、お祭りというのは、歩いていったりきたりできるくらいの広さの人たちが集まって、今年もたくさんお米が実ったことを感謝して、なにより一生懸命働いた自分たちみんなをねぎらうというものだと思うのです。
だから、みんなで煮物とか、太巻きのお寿司とかを作ってきて、茶碗で地酒を飲んで、歌ったり踊ったりする、こういうお祭りにこそ、僕はリアリティを感じてしまうんだな。
僕らが写真を撮りおわった後、暗くなってきてお社から失礼しようとする頃も、まだまだ舞台では、みなさんの歌声が聞こえてきました。
祭りって、見せるものじゃない。やるものなんだから。だから、とてもいい祭りに混ぜてもらえて、とても楽しい一日だった。素直にそう思えた僕なのです。
というわけで、一日あまりよくない天気だったけれど、すこし日がのぞいたときのスナップを一枚載せておきます。
« いよいよあちこちで | トップページ | このあたりに、沈む »
「まち」カテゴリの記事
- 今年最終サンタ稼業(2023.12.25)
- じぶんでつくるクリスマス(2023.12.17)
- 落差(2023.12.16)
- 向こうの雁木(2023.12.13)
- バスはなかなかこないから(2023.12.10)
コメント