逃げてきた
あちらこちらの田んぼでは、稲穂が重たそうに頭を垂れてきました。中には、強風で倒れてしまったところもあって、仕事先の駐車場の近くの田んぼもそんなところの一つ。
今日のような雨の日は、人も少ない。だから、連中はもう、夢中になって倒れた稲穂の上に留まって、お米をついばんでいます。こんなのを見たら、農家の人は舌切り雀とかやりたくなっちゃうだろうな・・・などと思ってしまったりします。
で、僕が車を駐車場に入れると、いっせいに逃げていく連中。でも、田んぼの近くにある木に留まって、様子をみています。きっと、人の気配がなくなると、また戻ってくるんだろうな。
人の気配を読むことにかけては、いろんな鳥の中でも特に長けている雀たち。というわけで、この写真は、車の中から、フロントガラスを通してのもの。この写真を撮った後、ちょっと大げさなそぶりで歩いたりして、彼らにはちょっと驚いてもらってしまいました。でも、そんなことで息を潜めるのはほんの数分で、僕がいなくなればきっと戻ってきてしまうはず。
稲刈りももうじきだし、まだ刈っていない稲の味見はお手柔らかに、ぜひ。
「鳥」カテゴリの記事
- 今年は少ない?(2020.11.17)
- 38度(2020.09.02)
- 面談(2020.08.03)
- てめえ、どっからきた(2020.08.01)
- ついてく連中(2020.06.10)
コメント