埋められてる
今日、ふとれんが車庫のところを通ったら、なんだかすこしちがう雰囲気。
まじまじと見てみると、転車台のところが埋められて、平らになっています。
大きな橋脚もあっちこっちに立ってきて、いよいよ現実感が強まってきた新幹線。
でも、こうやって見ると、ホントに、「見通しのいい長い広場に、進行方向唯一の障害物」として、れんが車庫が残っていることに、心が痛みます。
コイツをなんとか残す手だてはないんだろうか。僕らのまちが「ほかとちがう」ランドマークたりえるものは、実はそれほど多いわけではなくて、コイツもまた、そういう意味ではとても貴重なものだと思うのだけれど、かといって、町中あちこちで「壊してしまうのが残念だ」と言い合っているというわけでもありません。
「貴重だ」ということ自体に共感してくれる人が、それほど多くないまま、この時期に至ってしまったこと、それが、とても寂しい。そう思ってしまうのです。
「れんが車庫」カテゴリの記事
- レンガの向こうの青空(2021.12.02)
- 発掘の日(2018.12.28)
- バルの日に思う、煉瓦車庫のこと(2018.11.10)
- お湿り(2018.08.06)
- れんがしゃこ(2017.07.29)
コメント