新しい朝が来た
たとえば、槇原敬之のちょっと前の曲「冬が始まるよ」では、二人の冬休みが「両手に少し余るくらいしかない」なんて歌われているけれど、両手どころか、片手に足りない夏休みがあたりまえの生活をするようになってからは、子供たちの夏休みというのはすっかり他人事になってしまった感があります。
とはいえ。
朝涼しいうちの運動なんて嘯いて、自転車でうろうろしていると、6時をすぎた頃から、どんどんとちっちゃい子が公園に集まってくるという光景は、「あぁ、夏休みなんだなぁ」と感じさせてくれるに十分な現象なのです。
「僕らが小学校の頃は、ラジオ体操の正面はここから右向け右した方向だったなぁ」などと、つまらないことを考えながら、夏休みのほとんどない僕は、彼らをうらやましがったりするのですけどね。
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