« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »

2008年1月31日 (木)

大糸線・終電

Img_6813 駅に着いて、灯りが消えた大糸線の車両。

 まだまだ夜にははやいので、ここから見る改札は明るく、曲玉のオブジェも灯りに照らされています。

2008年1月30日 (水)

とばす

Img_6838 通勤の途中、考え事をしていたらついいつも曲がるところを通り過ぎ、そのまままっすぐ山へと向かってしまいました。

 道幅は狭く、後ろからすぐ車がやってくるということもあってなかなかすぐUターンできずに、なんとなく走っているうちに、ずいぶんと奥まで行ってしまいました。とはいえ、ただUターンできずにこれだけ走ってしまうと、ただのポツネンさんなわけで、実際にはプログラムの構造とかを考えていたわけですが(笑)。

 いくらなんでも奥まで行きすぎなので、バスの回転場で折り返して、かえってきました。すると、除雪車が、豪快に雪をとばしながら道幅を広げているところ。どちらにしても、ノロノロ運転なので、車を停め、一枚撮らせてもらってしまいました。

 それにしても、いつも曲がるコンビニの角から、わずか車で15分ほど。コンビニの角では、雪なんてほとんどないのに、ほんの少し走っただけで、除雪車以外はすべて白と黒。木にまで雪がびっしりついていたりするわけで、こんな感じはなかなか新鮮でした。

 きっと、谷から出てくる人は、毎日この変化を、通勤で感じているんだろうなぁ。

2008年1月29日 (火)

雪で折れました

Img_6834 とある駐車場に、まだ生々しい折れ跡。そして、ちょっと向こうには、おそらくこの上についていた幹が刺さっています。

 雪の重みで、木が折れることもある。でも、これはきっと、駐車場の雪を片付けるとき、除雪車が勢い余って折ってしまったものなのかもしれません。

 今の時期、あたたかい日が2~3日続いて、雪がだいぶ消えても、駐車場のはしっこには、雪が大量に積んであります。それだけに、先日買い手が決まったらしい、旧SATY跡の駐車場が、端っこに雪山もなく、全体がうっすらと雪に覆われているのは、なんとなくこの時期の駐車場の風景としては、少々違和感があります。新雪が除雪されずに駐車場に広がっているのは、降ったばかりだから当たり前なのだけれど、数日前に降った黒く汚れた雪が、まだそのまままんべんなく広がっているというのは、人がその駐車場を使おうとしていないことのあらわれ。春になるころには、あたらしい用途のための工事とかが、はじまるんでしょうか。

 しかし、このくらいの太さの幹を問答無用で押し倒してしまうような重機の力。これだけの力がないと、駐車場の除雪って、できないんだなぁと、あらためてびっくりしたりもした、この折り跡なのでした。

2008年1月28日 (月)

除雪車休憩中

Img_6811 二週連続での東京日帰り出張から戻って、いつものようにれんが車庫にカメラを向けると、単線用の両脇に雪をかきわけるタイプの除雪車がのぞいていました。

 今日の出張は、いつも家人が単身赴任先へ戻る5時台の電車に乗って出かけ、その日の夜に戻る日帰り。当然だけど、電車が動いているということは、それより早い時間から働いている人も、これより遅くまで働く人もいるわけで。

 朝でかけた急行きたぐには、家人によると、「まもなく、3番ホームに入る列車は~」というアナウンスの「ま」の声が聞こえた瞬間に、はかったようにゆるいカーブを曲がってくる電車のヘッドライトが見えるんだとか。毎週毎週、ほとんど狂いなく。そして、この日もちょうど、「ま」とともにヘッドライトが光り、直江津の3分間待ち合わせの乗り換えにも間に合って、栃木と埼玉の県境あたりの出張先にちゃんと9時頃に着くことができるわけで、ありがたい?かぎり。JRの人たち、ホントおつかれさまです。

 さて、ここ数日雪が続いたものの、今晩は一段落。でも、また明日の夜から、雪なんだよね。車庫の中で休憩中の除雪車もまた、明日から忙しいのかも。がんばってね。

2008年1月27日 (日)

山がきれいだなぁ

Img_6798 夕方、何度となく「山がきれいだなぁ」と口にしてしまった僕。

 この季節、空がスカッと青く晴れることはなかなかないけれど、空の一部分の雲が切れて、スポットライトのように雪山だけを照らすようなことはけっこうあるのです。そして、そんなときには、山だけが空に浮かび上がるようで、とてもきれい。

 思わず、部屋の窓から一枚撮って、それから買い物にと家族を誘って出かけたのでした。そして、車に乗るとまず真っ先に「ほら、山がきれいなんだよ」と主張する、わかりやすいオヤジになってしまったのでした。いやはや。

2008年1月26日 (土)

つぶつぶ

Img_6779 その日の寒さや雪の降り方によって、雪の粒の大きさや、表面への残り方がかわったりします。

 続いている雪の間のすこしの晴れ間、ツブツブとした感じの屋根です。

2008年1月25日 (金)

寒くても

Img_6782 夕方、所用で出かけたとき、一瞬目を疑いました。まわりは吹雪。もうじき夕暮れ。用がなければ出かけるのを躊躇するような天候なのに・・・雪まみれになって遊ぶ、小学生くらいの二人。

 でも、思えば、これは正しい姿なのです。僕等もそうだったから。というわけで、懐かしい気持ちとともに、路肩に車を停めて一枚。

 ちょっとした坂を見つけて延々そりを楽しんだり、雪だるまあちこちに作ったり。それでこそ、雪国の子。風邪引かないていどに、がんばってほしいなと思うのです。

2008年1月24日 (木)

すべりおちる

Img_6758 雪がどんな風に屋根から落ちてくるかは、その日の雪質によってずいぶんとかわります。

 重たい、しめった雪なら、どんどん滑ってくるから波のようになるし、軽くて乾いた雪なら、なかなか落ちてこなくて平らになる。屋根の形や材質によってもずいぶんとかわります。

 煉瓦車庫の屋根から、この日はすこしずつ押し出されるように滑り落ちてきた屋根雪。ずいぶんと、雪がさらさらした、寒い夜です。

2008年1月23日 (水)

つらら

Img_6617 寒さが少しゆるむと、こんなところにも、つららが。

 どちらから風が吹くことが多いのかとか、どっちの方から陽が当たって、溶けやすいのかとか、そんなことがわかるような気がする、そんな微妙なサイズと向きのつららだと思いませんか?。

2008年1月22日 (火)

よるのはじまり

Img_6778 ひさしぶりに、かなり早い時間にかえってきました。車を降りると、ちょうど月が近所のお宅の屋根から登ってきたところ。空には星もちらほらと出てきたところなので、三脚を据えて、1枚。

 足下には、まだほんのりと残った雪。昼から夜への移り変わりは、白が黄色っぽい色から、青っぽい色へと、色温度を変えていく時間帯なのだなぁというのは、写真を撮り始めてから感じるようになったこと。そして、この時間帯、足下の雪は、だいぶ蒼い色で、広がっているのでした。

 今日(1/22)は、カレーの日らしい。カレーの日くらいは、はやく家にかえって、みんなでカレーでも食べなきゃ。

2008年1月21日 (月)

ちらちら

Img_6750 「関東地方の平野部でも~」。そんな話も出ていた今日の雪。もしかしたら、降るのかな?と、ちょっと身構えて出かけた東京出張でしたが、結局寒いだけで雪はなし。ほっとして戻ってくると、糸魚川駅では、雪がちらちらと舞っていました。

 おそらくは、つもることのない、ただただようだけの雪。こんな感じだと、雪もきれいなのにね。そんなことを思うのは、そろそろ、雪待ちモードから、雪面倒くさいモードへのきりかえが完了したのかもしれません。

 最近、出張から帰ってくると、はくたかを降りたホームから、れんが車庫の写真を撮るのが習慣になってきました。できれば、この習慣、ずっと続けていきたいのだけれど。

2008年1月20日 (日)

荒波あんこう祭り

Img_6732 今年も、恒例「荒波あんこうフェア」の季節になりました。市内のあちこちのお店で、手頃な値段であんこう料理が楽しめます。

 その口火を切るイベント「荒波あんこう祭り」が今日糸魚川駅前でありました。水を飲ませておなかがでっぷりしたあんこうを吊り、すこしずつさばいていく様子が実演されたり、あんこう汁やタラ汁、かに汁がすごくリーズナブルな値段で食べられたり。

 来年の新潟国体のキャラクター「トッキッキ」や、秋の全国豊かな海づくり大会のイベントのキャラクター「まもりん」もやってきていて、この手のイベントの準備の想像がつく家人が「たいへんだなぁ」とため息もついていましたが(笑)。

 今年はこの「あんこう祭り」、糸魚川駅前だけでなく、来週27日には能生のマリンドリームで、その次2/3には親不知のピアパークであるんだとか。ぜひ、お出かけくださいな。

2008年1月19日 (土)

足跡

Img_6651 深夜、単身赴任先から戻る家人を迎えにいこうと車にいくと、前日につけたタイヤの跡が、寒さでそのまま残っていました。

 スタッドレスの一つ一つの溝の跡まで、きれいに24時間保存できるもの。それが、冬の寒さ。

 そんなことを思う夜なのでした。

2008年1月18日 (金)

電車は止まらない

Img_6602 ヘタクソながら、毎日少しずつ写真を撮っていると、ときにはいつもと違うものを撮ってみたくなったりもします。というわけで、今日は鉄道写真を。大糸線の車が根知のフォッサマグナパークのところのトンネルを出てきたところです。

 でも、列車って、ゴトゴトうごく遅い各駅停車でも、1/100sのシャッタースピードじゃ、止まらないんですねぇ。日々勉強です。

2008年1月17日 (木)

昭和10年

Img_6627 先週末、突然思い立って、ひさしぶりに大糸線に乗ってきました。小滝駅まで車で行って、そこから南小谷までの30分ほどの小旅行。

 ちょっとはやめについてしまった小滝駅でふと玄関の上を見ると、駅舎の建物財産票が。そして、そこにかかれている文字は、昭和10年11月。

 記録を見ると、昭和9年に糸魚川から根知まで、そして、昭和10年のクリスマスイブ、12/24に小滝まで開通とのこと。それから、昭和32年の大糸線南側との間がつながるまで、戦争をはさんでずいぶん長い間、この駅は終着駅だったわけで、糸魚川駅のれんが車庫の前と、この駅に転車台があるのは、そういうわけなのだなぁと。

 こんな風に、古い財産票などをみかけると、あらためて、長い時間を経てきた歴史みたいなものにリアリティが感じられる。そんな気がします。

続きを読む "昭和10年" »

2008年1月16日 (水)

まだそれほどではないけど

Img_6612 シーズンはじめの練習なんでしょうか。20cmほどしか貯まっていない屋根の雪を下ろす人をみかけました。

 昨日はけっこうあたたかい日だったけれど、今日はまた一日雪模様。ようやくというか、とうとうというか、とにかく、「らしい」冬です。

2008年1月15日 (火)

寒い朝

Img_6640 まるで、松本あたりの雪の日みたいですよね。そんなことを、職場で話していた昨日。ずいぶんと寒くて、止むことなく雪も降っていたのに、結局ほとんど残らず、ほのかに白く地面が覆われただけ。そして、朝になると、みんな凍り付いて、歩くたびに、ばりっ、ばりっという音。

 こんなときは、庭の物干し竿なんかもしっかり凍っていて、なんだか別のものみたいにきれいだったりもします。朝からこんな絵をファインダー越しに覗くと、けっこう幸せな感じがします。

2008年1月14日 (月)

風紋

Img_6575 雪がひっきりなしに降る夜。でも、乾いた小さな粒が強い風とともに落ちてくるこんな日は、見た目ほどに雪は積もりません。そして、地面にこんもりとつもった雪が風で砂丘の表面のような風紋をつくるかのように、空にも、風で舞った雪が風紋のような模様を作り出します。

 こういうのを撮っているのは楽しいのだけれど、とても寒いので、早々に退散。こんなところが、根性ナシなんですよねぇ(笑)。

2008年1月13日 (日)

さいのかみ

Img_6543_1  先週の日曜日、ウチのあたりではしめ縄などを焼く「どんど焼き」がありましたが、今日13日にやる場所も多かったようで、仕事で出かけていた上越市では、田んぼで、河原でと、あちこちで煙。

 夜、銭湯で肩をもんでもらっていると、となりのベッドで施術されている人が「今日、どんど焼きだったんですか?」と聞かれていました。「え、なんでわかった?」「そんなにおいがします」「役員で最後までいたから」「イカ焼いて食べました?」・・・。

 あれだけあちこちでやってたんだから、あっちこっちで、おつかれさまの一杯をやってたりとか、こんな風にマッサージに来ている人とかも、いるんだろうなぁ。そんなことを思いながら、糸魚川への道を戻ってきた僕なのです。

 小正月行事の「さいのかみ」といえば、ウチの近所では、火曜日の竹のからかい。絵になる乾いた雪は、降るんでしょうか。

2008年1月12日 (土)

日本海

Img_6519 最近寒そうな色の写真が続いているので、ならばめいっぱい寒そうなのを(笑)ということで、海岸の岩をも砕く波しぶきを。

 こんな波が日々おそってくる海岸なのに、そういえば不思議と波の花は飛ばない。強風で、波が高いとできるんだそうですが、芯になるプランクトンのタイプや量の違いとか、あるんでしょうか。

2008年1月11日 (金)

抵抗

Img_6526 だいぶ雪が減ってきました。

 平地では、ほとんど雪はなく、あっても駐車場の端っこの、除雪で積み上げられた山くらい。なので、近所の駐車場ではこんな感じで、平日のお客さんの少ないウチに、重機で山をつきくずして、駐車場全体にまき散らしているところも出てきました。

 薄く広げておくと、はやく溶ける。だから、広げちゃおう。これは、雪が増えてくるとみんなやることで、普通の家でも、雪が消えてくると積んである雪を道路に出したりすることもあるのだけど、そうすると「歩くときじゃまだし危ないから」ということで「除雪の雪を道路に出さないように」なんてお達しがあったりもする。なかなか諸刃の刃的な対策なのです。

 予報では、週末から雪。降ってしまえば、またこれくらいすぐに貯まってしまうのだけど、それでも週末までにすこしは減らしておこう。これもまた、ひとつの雪の季節への抵抗なのです。

2008年1月10日 (木)

アカウンタビリティ

Img_6511 以前何度かこのブログでも紹介した、姫川橋通行止めの件ですが、松が明ける頃から、また全面通行止めとなりました。当面また、糸魚川への移動は不便な日々となりそうです。

 なのですが、この工事、この橋を通る人にそうとう不評だからなのでしょうが、だんだんと説明が充実してきました。

 最近も、写真のような看板が登場。この看板によると、「橋の寿命を延ばす」ための工事なんだよということや、そのために「地震対策ですよ」「床の補強もやりますよ」「構造の補強もやりますよ」といったことが、きちんとわかります。

 まわりで多く行われる工事。なんのためにやってるんだろ?ってよくわからないものもあります。お題目のように繰り返される「無駄な公共事業」の声。でも、その一方で、ニーズがまったくない中、ただ単に利権をむさぼるために行われる工事なんて脳天気なものを山のようにできるほど、世の中実は甘くないわけで、すべての事業はなんらかのニーズや問題解決のために行われるわけです(もちろん、実施がその優先順位でいいのかとか、その方法でいいのかとか、そういう問題はありますが)。そんな中、「無駄な、無駄な」という連呼は、ある意味、ちゃんと考えなくてもいいことにしてしまう怖いお題目なのかもしれない。でも、その一方で、「なんでこんなことやってるんだろ」と思うことも、実際にはけっこうあるわけで、それは突き詰めれば「知らない」からだと思うのです。

 わかりやすく、「なんで?」をそのたびに開示していくこと。それが、場合によっては事業を進める人への風当たりを弱めるケースも、多々あるんじゃないか。僕は、そう思うのです。

 そういう意味で、この橋の工事をめぐって、だんだんと表示が増えていくのは、小さいことだけれど、なんだかいいことだなぁと思ってしまうのです。

2008年1月 9日 (水)

壺湯から

Img_6510 父さん出たら、お湯がゼロ。

 なんだか、コドモがすごく気に入ってるかるたの一枚。これがウケるというのは、「とうさん」がそういう体型だってことで、悲しい限りなんですが、このカルタ、実はとても気に入っています。

 僕は、家人が単身赴任していることもあって、時々長野にいくのですが、そんなときはよくスーパー銭湯なるものに出かけます。そのひとつ、ぶらっとというところで、お風呂川柳を募集して作ったのが、このカルタ

 東京の下町で育った友達なんかは、日頃のマナーはとてつもなく悪かったりするのに、銭湯の掟など、いくつかのことについてはとても厳しくて、こちらに遊びに来たときでも、びちゃびちゃのまま脱衣場に戻っていく小学生なんか、親に遠慮無く頭をコヅいて叱りつけます。ただ、彼に限らず小さい頃から銭湯にいくことが生活だったひとはほとんど、「銭湯や温泉はおでかけ」の人たちの振る舞いには、強い違和感があるようです。コドモだけではなくて、いい年した大人まで、カラダをふかずに脱衣場に戻ってくる、タオルを平気で湯につける、サウナから出て汗まみれのまま水風呂に入る・・・。確かに、近所の「ひすいの湯」とかでも、毎日見かける風景。

 それは、このカルタを作ったスーパー銭湯、ぶらっとでも大差ないんですが、でも、ここは店内の掲示などで、「大人がちゃんと子供に教えようね」という姿勢で銭湯のマナーを発信しようとしている。それも、説教くさい形ではなく、ある種のエンターティメントとして。その一環が、募集した川柳で作ったこのカルタだったりするわけです。

 はじめは限定数だけ作って、学校や福祉施設からの応募に応えて抽選プレゼントだったということで、買えなかったのですが、最近版権を長野のNPOに寄付し、そこが販売することで、売り上げがそのNPOのサポートになるような形で販売されるようになり、無事ウチにも一セットやってきて、その結果としての「壺湯から~」なオヤジになってしまいました。

 でも、こういう形を見ると、自分の仕事を通して世間に関わっていくって、いろんな形でできるんだなと、あらためて感じてしまうのです。

2008年1月 8日 (火)

平和なまち?

Img_6505 5日深夜から6日未明にかけて、タクシーで暴れたり、女性の軽自動車を奪ったりしたあげく、酒屋さんのガラスを割って店内に入り、酒瓶100本以上割って男が逮捕されるという事件が発生。日曜日に店の横を通りかかると、よくニュースなどで見る立ち入り禁止の黄色いテープで駐車場が囲まれてました。

 この事件で、容疑者の男に対して行った威嚇発砲は、なんでも2002年以来という、ホントに久しぶりの新潟県警のおまわりさんの拳銃使用なんだとか。

 ちょうどその頃タクシー乗り場にいたり、寝ぼけた顔で車に乗ろうとしていたりしたら、巻き込まれたかも知れない話なので、怖いといえば怖い話なんだけど・・・。

 個人的に、一番びっくりしたのは、県内でのおまわりさんの発砲が、2002年から6年ちかくもなかったっていうこと。他県ではどうかは資料がないのでわからないけれど、忘れるくらい昔まで拳銃使用がないというのは、やっぱり、平和な県なんだなぁというのが実感なのです。

 もちろん、拳銃使用なんて、ないほうがいいに決まってるけど、誰も長いことつかっていなければいないほど、使ったら大ごとになる、絶対使えないみたいな雰囲気が強くなっていって、いざ必要だというときに、使えなかったりもする。使わないなら、携行の必要さえないわけで、なのに携行しているというのは、もちろん「時には必要になるかもしれない」から。

 ならば、使うべき時に使い、使う必要がないときには使わない。それがあらためてきちんと徹底される、ある意味いい機会なんじゃないかなと、ふと思ったりした僕なのです。

 もちろん、バカボンに出てくる「ホンカン」みたいじゃ、困るんだけどね(笑)。

2008年1月 7日 (月)

するめ

Img_6497 三九郎、左義長、どんど焼き・・・といろんな呼び方がある、正月の注連飾り、書き初め、繭玉などを焼く行事ですが、ウチのご近所でも昨日ありました。

 うずたかく積み上げてという感じではないけれど、みんなで竹竿の先のスルメをあぶり、竹筒でお酒をいただき、こどもたちはお汁粉をもらいながら、強風吹きすさぶなか、みんなで火の周りにあつまります。

 こういうとき、あらためておもうのは、「みんな来るよなぁ」ということ。こどもとおなじ幼稚園に通う友達や、仕事でお世話になっている人たち。なかには、「あ、この近所に住んでたのか」ってことを、こんなときにはじめて知ったりする人も。

 ちなみに、ウチのあたりでは「ドンド焼き」と呼ぶそうです。

 さぁ、今日から新年の仕事もいよいよ本稼働。がんばりましょう。

2008年1月 6日 (日)

出初め式

Img_6486 たかいはしごに曲乗りしたりするわけではないけれど、みんなで放水して、そのあと消防車がパレード。みんなが旗を立てて集まる様子は、どこか武将めいていて、壮観な感じです。

 この時間帯、あちこちの消防団の車庫がみんな空で、「お出かけ中なのです」という感じがほほえましかったりもしたのでした。みなさん、お正月からお疲れ様です。

 それにしても、久しぶりの晴れ。晴れた日曜日は、いいですね。

2008年1月 5日 (土)

努力の跡が

Img_6484 二日続けてだいぶあたたかい陽気になって、雪はおおむね、路肩にしかなくなった夕方、元旦に発見しておどろいた、2mはあろうかという巨大雪だるまを見に行ってきました。

 除雪機とかでとばして集めてつくったのかな?と思うくらい大きかったのだけど、すこし溶けてくると、その仕組みがわかるもの。このまわりだけ、もう地面がでているということは、みんなで「基本通り」雪玉をころがして、すこしずつ大きくしていったから。そのあと、安定するように、まわりにスコップで雪を集めて小山のようにしたのだろうな、と。

 雪だるまの顔や肌には、たくさんの芝生もついてました。雪がすくないときに、雪玉をごろごろころがすと、地面の草までついちゃうんだよね。すこしでもでっかいのを作ろうっていう、コドモのにこにこが、なんだか伝わってきます。

 こういうのを見ると、また、降るといいねなんても思ってしまう。雪はけっこうキツいけれど、でも、コドモにとっては、かなり遊べるおもちゃ。そして、それで遊ぶ連中がしっかりいるということも、うれしくなってしまう僕なのです。

2008年1月 4日 (金)

助手席に乗ると

Img_6357 少し高いところから見下ろすと、北陸自動車道、国道8号線、かつて8号線だった旧国道、そして、海岸を通る旧北陸街道と、4世代の道が重なって見える、親不知。

 今日は、家人が運転する車の助手席に乗って、8号線から北陸自動車道を見上げる形で一枚撮ってみました。

 日頃、自分が運転することが多く、道路の上でカメラということは滅多にないだけに、なんだか新鮮な気分。正月からずっとあまりよくなかった天気も、ほのかに青かったり赤かったりする空や雲を、はじめて撮ることができました。

 やっぱり、雪ばかりの天気がゆるむと、ほっとするなぁ。

2008年1月 3日 (木)

かまくら

Img_6280_1 年末年始の雪もそろそろ一段落。家の庭に、ちいさいかまくらなど、作ってみました。

 近所の公園に行ってみると、海浜公園にはちいさな雪だるまが5つも6つもあり、別の児童公園には、高さ2mを超えるような巨大雪だるまが。

 やっぱり、雪が降るとコドモがやりたいことというのは、おなじなんだなぁと、ちょっとうれしくなってしまう光景でした。

 寒いから外に出ない。運動は家の中でWiiの体感ゲームでやってる。そんな子ばっかりじゃ、ないよね。うん。

2008年1月 2日 (水)

初詣

Img_6285 「けんか祭り」で知られる糸魚川の一の宮のお宮さんに、初詣にいってきました。

 雪がふりしきる中ということで、いつもなら市民会館前の駐車場に車を停めて参道を歩いていく人が多いのに、今年は鳥居のすぐまえのちいさい駐車場に車が集中。年末に急に降ったこともあって、帰省中らしいノーマルタイヤの他県ナンバーの車がカメになって動けなくなったりと、なかなか混乱していた駐車場でした。

 それにしても、あれだけ吹雪いていても、綿あめやクレープの屋台には、子供はむらがるんだよねぇ。連中元気です。そして、テキ屋さんたちも、寒いのにお疲れ様です。

2008年1月 1日 (火)

あけましておめでとうございます

Img_6283 今年やりたいと思っていることの一つに、「工場の写真を撮る」ことがあります。

 コンピュータ関係の仕事ということで、日々机に向かって働いている自分ですが、実は、僕には、とても強い、職人への憧れの気持ちがあります。

 本を読めば、勉強すれば、できるようになること。それは、それで、大切だと思う。勉強しない人も多いし、スキルアップは、意識してやらなければできないことだから。でも、その一方で、学んでも、手が覚えなければできない、日々の積み重ねの結果で、少しずつ、ほんの少しずつ勝ち取る技術。そういうものに、強く憧れるのです。

 時間はお金で買えない。それだけに、時間をかけて、ずっとそれを続けてきたからこそ、できること。そういう、クラフトマンシップは、もっといい仕事ができるようになりたいという気持ちと、俺はいい仕事をしているという自負。そして、いい仕事をしなければ恥ずかしいという矜持とに支えられている。

 そういう仕事をやりたいと思うし、そういう仕事がなかなかできないことについて、足りなさも思う。僕の仕事の日々は、そんな日々なのです。

 工場は、ものを生み出す場所。ISO9000や作業の標準化もあいまって、以前のように、「ほれぼれするような仕事の先輩」が存在する余地は、減ってきているように思います。創意工夫は、ある意味審査を受けた工程を改変するものでもある。だから、言われたとおり効率的に工程を動かす人が、求められる。でも、その一方で、そういう場にいる人たちが、自分たちの作っているものについて一番よく知っていて、おかしいものはおかしいときちんとわかるようなスキルを持っているからこそ、日本の産業は強かったのだとも思う。やはり、現場には頑固な職人が、必要なのです。

 オヤジも、ジィさんも、そういう工場の「職人」だったからこそ、僕は、そういう人たちに対しては常に頭があがらない。それだけに、逆に工場のラインで働く人を蔑むような人に対しては、ハラがたったりもするのです。特に、ろくにまだ仕事のキャリアを持っていないような若い子たちが、「自分の可能性を信じる」という言葉とセットで語るような、それに対しては。

 仕事にプライドを持つなら、職種にではなく、仕事の内容にプライドを持つべきだし、そのために、いい仕事ができるよう、スキルアップをめざすべきだと思う。逆に言えば、スキルのない人を優遇してくれるような、ボランティアのような雇い主なんて、どこにもいないわけですから。

 そんなこんなで、今日のは自宅のまどから見える、とある工場の遠景ですが、今年は、働く工場の風景も、一つのテーマとして撮っていきたいと思います。もちろん、ほかのなんの意味もないまちのひとこまも、いろいろな糸魚川の顔を切り取ることができればいいなと思いますので、みなさん、期待せずに(笑)、時々お越しください。お待ちしています。

« 2007年12月 | トップページ | 2008年2月 »