寒そう
今日は出張。駅の無料駐車場に車を置いて(田舎町はありがたいことに、長距離切符を買うと旅行期間中車が無料で停められる駐車場があるのです)、ふと線路の向こうのれんが車庫を見てしまいました。
天気が天気なこともあって、なんだか寒そうな景色です。
このれんが車庫、なんだか最近、どんどん状況が危うくなっている感じがします。まわりでなんとかしたいねといくら言っていても、実際にたとえば市役所近辺で、どうにかしたいと七転八倒したという動きが全然見えてこないもどかしさを、日々感じてしまったりもします。
一方で、電車を待っていると、大糸線から降りた旅行者の人が、早速カメラを取り出して撮影していたりするのを、ごく普通に見かけることもできる。確実に、この建物は糸魚川を印象づけるとっかかりの一つなのだなと、感じる瞬間でもあります。
僕は、ただただ、人知れず、一部の人が「これ、たいしたもんじゃないから要らないよ」と言うだけで、たいした検討もされずいつのまにか壊されてしまうのが、もったいないだけなのです。たとえ、残せないにしても、もっとなんとかならないか、じたばたしたいし、市長さんとか、関連のお役所とかにも、もっともっとじたばたしてほしい。それをやらないで、ただただ見送るのは、ある意味糸魚川というまちが、なにかに敗れ去るということでしかない。そんな気さえするのです。
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