シュロもあるでよ
「辛島聴く」は冬の季語。先日新聞でそんなコラムを読んで、ふと思い出したのが、辛島美登里の古い曲、Emerald Dream。リゾートのビーチで風で揺れるシュロの葉の光景からはじまる、ポップな夏の歌なのですが、久しぶりに引っ張り出して聴いてみてしまいました。
というわけで、シュロ。あたたかいところの木というイメージが強いのだけれど、けっこう日本でもあちこちで植わっているとのこと。ウチにも数年前まで、2本ほど生えてました。
生育がとても遅いだけに、その分目が詰まって堅いのがいいということで、お寺の鐘をつく木にゆずってほしいなんて言われたこともあったっけ。
ちょっと暖かかったのでカメラを手に散歩してみると、秋の風物詩とも言える赤い葉の隣に、しっかり育った大きなシュロが立っているお宅を発見したので、一枚。
きっと、家を建てたときに植えた、この家と同じくらいのトシの木なんだろうなぁ。そんなことを思いながら。
まちのあちこちを見ながら「この木は夏っぽい」とか「秋もそろそろ」とか、そんなことをよく考えるようになったということは、それだけ季節の変化が目に留まる時期になってきたということ。そして今日の夜からは、雪の予報なのです。
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