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2007年11月30日 (金)

雪吊り

Img_5699 今仕事させてもらっているお客さんのところのシステム室の若い子が、兼六園に行って撮ってきた写真を見せてくれました。すぐ触発される僕は・・・とはいえ、なかなか金沢へは出かけられないので、市内の冬囲いの様子を一枚撮ってきました。

 真ん中に高く支柱をたてて、放射状に出した綱で枝を吊る「雪吊り」は、ヘタクソがやると、1本1本の感覚が不揃いで、なかなかこんな風にはなりませせん。たくさん綱を出すと、上の結び目のところも、ぼてっとヘンな感じになってしまう。

 それが、うまい人の手にかかると、こうやって等分に分ける線のように綱を出すことができるし、庭師さんによっては、上の綱が集まるところに飾り巻きみたいなものまで入れたりする。

 そういう意味では、まさに兼六園など、有名庭園での冬囲いというのは、きれいに見せることまで意識したもので、すごいなと思ってしまうのです。

 そのレベルからはほど遠いけど、ウチのもそろそろやらなきゃ。

2007年11月29日 (木)

ちんやり

Img_5703 そろそろ、街中でもだいぶ葉が落ちてきた紅葉。足下を見ると、落ちた葉がちんやりと立っています。

 こうやってみると、葉って、案外薄いんだなぁ。そんなコトに気づきます。

2007年11月28日 (水)

木守柿

Img_5719 お昼にちょっとした出来心で、職場近くの林道を歩いてみました。といっても、建物の写真を頼まれたので、「ちょっと登ってみたら、俯瞰写真が撮れるかな?」などと色気を出してしまってのことで、この寒空の中、ただ突然「林道をお昼に歩こう!」と思うほどには、元気はないのですが。

 道からすこし藪の中を見ると、大きな柿の木が多いことに驚きます。というより、柿の木って、こんなに大きくなるのかと思う。太い幹の大樹のようなものではなく、細い枝が幾重にも絡まっているような、幾何学模様のオブジェのような大木。

 ほとんど落ちたり鳥たちのゴハンになったりした柿があと少しだけ残っている様子が、どこか庭木の柿に最後に一つは実を残す、木守柿のような感じで、思わず一枚。ただ、すこし加工がいやらしい感じではありますが・・・と反省しています。

2007年11月27日 (火)

おまけ

Img_5686 毎年この季節になると、親戚に頼まれるのが、かに。昨日も、仕事の合間にちょっと寄って、発送の手配をしてきました。

 電話でも済むものを、わざわざでかけていくのは、実は、たのしみがあるから。というわけで、今日の写真の袋の中身、実は、すべてサービス品のかに。店頭では500円以下で売られている小さいかにで、しかも足が一本とか二本ないものがほとんどですが、でも数えてみたら全部で8ハイ!。

 ありがたく、夕ご飯のおかずに。残りは足の中身を抜き出して、冷凍庫へ。

 というわけで、オバちゃんたちと「家族何人?」「お兄さん近所?」なんて話をしながら、おまけをもらうのも、なかなか楽しいですよ~。

2007年11月26日 (月)

これから晴れます

Img_5508 海はまだまだ川の濁りをうけてくすんだ緑。そらは、鉛色ながら、すこしずつ青い場所が出てきた。そして、うっすらと、消えそうな虹。

 夏には大賑わいの寺島海水浴場前の、初冬の一枚です。

2007年11月25日 (日)

なごりもみじ

Img_5486 昨日がずいぶん寒そうな写真だったので、今日はあたたかい感じのものを。

 先日の翡翠園での散歩のときの写真です。今日あたり、おなじようにあたたかいけれど、もうこういった最後のはっぱも、そろそろ散っているかもしれませんね。

2007年11月24日 (土)

水しぶき

Img_5609 どこの激流かとおもうこの光景、実は、今日の昼間の姫川でのもの。姫七発電所の放水路に一人ずつ順番に挑んでは練習する一人乗りカヤックの人たちの集団なのでした。

 確かに、発電所の放水路なら、いつでも急流。でも、ちょっとそこからはずれれば流れはおだやかになる、近くで順番をのんびり待って、よこからすっと入っていけば、かなり激しい状態で楽しめる。ナンバーを見ると、関東方面から集団で来ていたようで、そう考えると、手頃な川幅、放水路からの豊富で激しい流れの水量、そこから少し離れるとそれほど流れがきつくない川、路上駐車が問題のない堤防道路があることなどといった条件がそろっている川って、あまりないのかもしれない。おそらく、彼らにとっては、「穴場」なんだろうなぁとも思う。

 でも、僕は仕事の関係で、ここに放水している発電所の中の、大量の水の濁流を見せていただいたこともあるし、小さい頃から「サイレンが鳴ると、発電所がダムの水を放流するから、川からすぐ離れるんだよ」とも、口すっぱく言われてきたこともあって、正直言ってなんだかヒヤヒヤして仕方ありませんでした。

 自然を愛すると言う人たちの中には、間違いなく、自然が自分たちにほほえむことは好きでも、実際のところ、そういったものが自分たちに向ける刃に対しては驚くほどに無警戒な人たちもいる。安全だと思っている放水路の流量が突然増えることも、水のなかに人のコブシよりももっと大きな石(岩?)がまじって流れてくることも、ありえないわけではないのに。それに、今日は午前中は天気がよかったけれど、一方で、上流の長野県側の天気の具合によっては、妙に川が増水するケースもある。晴れた日の姫川河口付近は、すっかり干上がったような河原にこの放水路からの水だけが流れていて、一見「人為的に完全にコントロールされていて楽ちん」そうな川にみえることもあるのだけれど。

 「えせ自然派」みたいな人に対しての苦手意識が強い僕の、考えすぎなのかもしれないけれどしれないですけどね。

2007年11月23日 (金)

児童公園

Img_5531 新幹線工事たけなわの青海通り線脇の児童公園。ここは、周りが赤い実のなる垣根で囲まれているということもあって、この時期、小鳥がとても多いのだけど、ちょっと雪が降ると、なぜかその姿がとても増えるような気がします。

 今日も、ほんのり白くなった地面をうろうろする連中がたくさん。とはいえ、おそらく明日には消えてしまうような、まだまだ季節先取りの雪。となりに一枚赤い葉っぱも落ちていたりする、11月の終わりなのです。

2007年11月22日 (木)

犬は喜び庭駆け回り

Img_5528 猫はこたつで丸くなる。それが、雪の日。

 雪国に住んでいると、雪はけっこうやっかいなものなのですが、なぜかシーズンはじめの雪の朝は、けっこううれしくなります。

 それにしても、子どもを見ていて思うのは、脳みそってのは少しずつ育つんだなということ。ウチの子は今年5歳ですが、去年の記憶というのが毎年だんだんとクリアになっていく。「雪は楽しかった」という記憶はかなり強く残っているらしいのだけど、なにをして遊んだというと、どこぞでそりに乗ったとか、雪だるまを作ったとか、けっこう曖昧なもの。雪だるまも、かまくらも、去年だけじゃなく、一昨年も、その前も作ったのだけど「去年も作ったよね」と言いだしたのは、そういえば今年からだなぁなどと、ふと思ってしまいました。

 寝起きが悪いくせに「雪が降ったよ」と言ったら、とつぜん布団から飛び出してきて、朝ご飯のあとはこんな感じでひとりで庭に足跡つけまくったコドモ。なんだか、こういう感じ、懐かしいなぁ。

 そんなわけで、糸魚川は平地でも、初めての雪です。おそらく、数日で溶けてしまうのだろうけれど。

2007年11月21日 (水)

シュロもあるでよ

Img_5469 「辛島聴く」は冬の季語。先日新聞でそんなコラムを読んで、ふと思い出したのが、辛島美登里の古い曲、Emerald Dream。リゾートのビーチで風で揺れるシュロの葉の光景からはじまる、ポップな夏の歌なのですが、久しぶりに引っ張り出して聴いてみてしまいました。

 というわけで、シュロ。あたたかいところの木というイメージが強いのだけれど、けっこう日本でもあちこちで植わっているとのこと。ウチにも数年前まで、2本ほど生えてました。

 生育がとても遅いだけに、その分目が詰まって堅いのがいいということで、お寺の鐘をつく木にゆずってほしいなんて言われたこともあったっけ。

 ちょっと暖かかったのでカメラを手に散歩してみると、秋の風物詩とも言える赤い葉の隣に、しっかり育った大きなシュロが立っているお宅を発見したので、一枚。

 きっと、家を建てたときに植えた、この家と同じくらいのトシの木なんだろうなぁ。そんなことを思いながら。

 まちのあちこちを見ながら「この木は夏っぽい」とか「秋もそろそろ」とか、そんなことをよく考えるようになったということは、それだけ季節の変化が目に留まる時期になってきたということ。そして今日の夜からは、雪の予報なのです。

2007年11月20日 (火)

我が町の観光地

Img_5471 って、なかなか行かないものです。でも、あらためて言ってみると、案外おもしろかったりする。

 ということで、打ち合わせが一本飛んで30分ほど時間ができたので、移動中に京ヶ峰の庭園、翡翠園に寄ってきました。

 もうそろそろ紅葉の時期もおしまい。そんな園内ですが、入り口の塀の上からのぞいている一本はまだまだ見事。

 翡翠の展示でも、同じ緑色の蛇紋岩と翡翠にそれぞれライトをあて、光の透け方の違いをみせてくれたりと、冷やかし客にも親切に説明してくれて、いい暇つぶし(・・・なんていうと、怒られちゃいますが(笑))になりました。

 今度は、天気がいい日にのんびりと時間を取って見に行こうかな。そう思えた30分でした。

 それにしても、この時間帯は青空がすこし残っていたのに、今は雷が轟き冷たい雨が。今日は天気の落差が大きな日です。

2007年11月19日 (月)

初雪ももうすぐ

Img_5456 黒姫山に3回雪が降ると、里でも。雪については、そんな話を昔よくしました。それが、去年は年を越しても黒姫に雪が3回降らず、あたたかいねぇと言っているうちにろくに雪も降らずに春になってしまったのだけれど、今年はしっかり11月に黒姫に初雪が降りました。

 近い山々はまだ紅葉の時期。そして、遠い山々は真っ白。こういうグラデーションもまた、今の季節特有のものだなぁ。そんなことを考えながらの、夕方少し暗くなりはじめの頃の黒姫山の一枚なのでした。

11/20追記:とはいえ、せっかくの初雪の黒姫山、曇った写真を載せておくのもなんなので、一枚晴れのも載っけておきました。

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2007年11月18日 (日)

素敵なオヤジたち

Img_5374 二人しかいない兄弟ですが、兄をやっています。会社では、いつのまにやら先輩は社長だけ。あとは全部、あとから入ってきた人になってしまいました。そのほか、いろいろあって、実は、先輩とか、兄とか、そういう、先行する人への憧れのようなものを、ずっと持ち続けています。

 昨日は、海の近くの「まがたま」の多目的ホールで、夏のれんが車庫のイベントでお世話になったバンドのひとたちが、「遊ぶ」のにおつきあいしての写真撮影。

 高校生が、駅前のヒスイ王国館の会議室とか借りてライブをやるのを見ると、あのパワフルさは、すごいなぁと思う。10代の頃は、楽器ならすだけで楽しいし、当時は忙しいと思っていたけど、今思えばとんでもなく時間があまっていたし、パワーだけあれば、いくらでもこういうことはできた。あとは、やるか、やらないかだけ(もちろん、その差が大きいのだけれど)。

 それにくらべて、今は仕事に振り回されるし、仕事以外の時間を一人ですべて使えるわけでもない。良くも悪くも、いろんな役割があって、フレキシビリティに欠けてしまう。そうなると、だんだんと、なにかでっちあげて遊んでやろうというパワーも薄れていってしまう。

 この「遊ぶ」は、このバンドのみなさんが、ホールを借りて、ちゃんとPAや照明もセッティングして、で、客を入れないで、いろいろ演ってみるというもの。実際にホールでライブをやる前に、どんな感じか知っておきたいという話だったけれど、それ以上に、こういうこと、やっちゃおうというパワーを、僕よりも一回り?上の人たちがしっかり持っているということに、勇気づけられるのです。

 2GBのカード2枚。200枚ほど撮った撮影は、僕にとってもとても貴重なものになりました。こういう、パワーがもらえる撮影は楽しいです。どうもありがとうございました。

2007年11月17日 (土)

糸魚川っ娘

071117_125425 市内のスーパーの鮮魚コーナーに、こんなPOPを見つけました。ついていたのは、最近けっこう知名度が上がってきたらしい幻魚の干物のところ。

 いつぞや虎ノ門の飲み屋さんで一皿3本千円で出てきたときにすごくびっくりしたのを思い出します。なにせ、さっとあぶってぽんと出てくる、冬の安い肴の代表格が、高級ツマミとして出てくるわけで、この落差こそが、おそらく、東京の目によるピックアップでの価値転換の典型例なんだろうな、と。

 今ではけっこう知名度もあがり、県外でもみかけることがあるようになってきたけれど、こうやって、あえて「地元産だよ」って地元スーパーでPRするのも、いいことなのかも。

 曲玉に奴奈川姫の絵、翡翠を思わせるグリーンと、地元感満点のこのカード、あちこちのスーパーで使われてるんでしょうか。

2007年11月16日 (金)

ゆきだるま

Img_5253 糸魚川の本町通り商店街でも、青と黄色のイルミネーションがはじまったけれど、あちこちのお宅でも、すこしずつイルミネーションをつけるところがでてきたみたいです。

 11月半ば。これから1ヶ月くらい、まちのあちこちで、イルミネーションが増えていくんだろうなぁ。

 そんなわけで、今日はとあるお宅のゆきだるまを一枚なのです。

2007年11月15日 (木)

港の横を抜けて

Img_5117 この間、コドモの幼稚園では、落ち葉を集めてたき火で焼き芋大会をやったとのこと。そういえば、昔は秋になると、もっとたき火を見た気がするのだけれど、「野焼き」が規制されている最近では、そういうこともなかなかやりにくくなっているのかもしれないですね。

 そんなこんなで、毎朝車や自転車で通る姫川港近くの道路。みなと公園側の街路樹の紅葉も盛りをすぎ、そろそろ大量の落ち葉を落としています。

 同じ木なのに、赤も、緑も、黄色も混じっていて、手近な紅葉も、案外きれいだななんて思う、そんな場所なのです。

2007年11月14日 (水)

あし!

Img_5120 今日は天気がよかったので、久しぶりに自転車で職場へ。途中で、なんだかとてつもなく大きな「足」に遭遇して、思わず写真を撮ってしまいました。

 市内にいくつかある「チャレンジショップ」。その一つとして、元薬局の空き店舗で、カイロプラクティスのお店とリフレクソロジーのお店がオープン。その看板なんだそうです。

 家に戻って話をしてみると、家人は新聞折り込みのチラシでオープンに気づいたとのこと。朝一番に新聞はよむくせに、チラシは全然読まないというのも、考え物だな・・・と、すこし反省してしまいました。

 それにしても、ヘンに派手な電光掲示板なんかより、よほど目立つ木のカタマリ。目印に必要なのが、アイキャッチ性なのだとすれば、こういう発想は、なかなかいいんじゃないか。ぼかぁ、こういうの、好きですよ(笑)。

2007年11月13日 (火)

新蕎麦

Img_5111_1 つい先日、ひょんなことから、市内のお蕎麦やさんのご主人とお知り合いになりまして、お友達どうしで新蕎麦とお酒を楽しむ会に誘っていただきました。

 大好きなのだけれど、仕事場があまり外食が便利な場所ではないこともあって、ほとんど市内では蕎麦を食べにいくことがなかった僕としては、このお店もおそらく10年ぶりくらい。

 いろりを囲んで焼き味噌を肴にまずは冷やで。そのあとは鉄瓶でお燗をつけたあたたかいお酒で。そして、卵焼き、ちいさい鴨南、二八、生粉・・・と蕎麦三昧。誘ってくれたみなさんも楽しい方ばかりで、月並みな言い方ですが、まさにあっという間の3時間でした。

 今度は、家族で食べに行くので、よろしくお願いします。というわけで、おそばやさんは、本町通商店街の泉家さんです。みなさんも、ぜひ。
11/15訂正
 お店の名前を間違えてました。ごめんなさい。
 泉屋さんではなく、泉家さんです。失礼しました。Hさん、教えていただいてありがとうございます。

2007年11月12日 (月)

やってきた

Img_5089_1 仕事で隣町の上越に出かけたので、ちょこっと上吉野池へ。安曇野にはもう白鳥が来ていうというニュースが流れていたので、こちらはどうかな?と思ったら、田んぼの中にぽつんと、一羽だけいました。

 あぁ、今年も来はじめてるなぁと思ってにこにこしながら撮り、また仕事先へと戻ろうと田んぼ道を走っていると、ちょっと離れた田んぼのところにこんどはうじゃうじゃとたくさんの連中が食事中でした。

 走りかと思ったら、まさにもう、真っ最中なんですね。ぜひ、お近くの方は、彼らを驚かせない程度に、眼福してきてくださいな。

11/16追記:家人によると、これ、サギだそうです。鳥の名前も、覚えないといけませんねぇ。

2007年11月11日 (日)

青海芸術展(2)

Img_4785 今日の写真は青海芸術展に出したもう一点「朝」です。紅葉を撮りに行って、赤い葉をそっちのけで木の影ばかり撮っていて笑われたのですが、この朝もやの感じが、個人的には好きなのです。

 さて、今回の作品展、個人的には、すごく柔和な顔の毘沙門天の木像が気に入りました。猛々しかったり、怖かったりする方が普通だと思う毘沙門天。それが、ほのかな丸みを帯びて、笑顔ではないのだけれど、どことなく優しげな感じがする。四六時中笑っている人も、のべつまくなしに怒っている人もそうそうはいないわけで、だとすれば日頃怒っている人が怒っていないときというのは、案外盲点としての魅力があるのではないかとも思うのです。

 来年は、ああいう驚きがある写真を出したいな。そんな風に思った、今年の初出展なのでした。

2007年11月10日 (土)

青海芸術展(1)

Img_1338 出張帰りの週末は、二日続けて休日出勤。しかも、天気もよくないので、写真はありものを。

 というわけで、今日、明日と青海生涯学習センター体育館(というか、昔の町民会館の体育館ですな)で、青海芸術展が開催されています。

 合併糸魚川市の誕生以来、力が入ったものは市展に出されることが多いですが、青海芸術展や能生作品展は、気軽なサークルのメンバーの作品出品も多く、僕のヘタクソな写真もまぁ、それほど目立たずにおいてもらえるので、今年はじめて、2点出品してみました。

 今日の写真は、そのうちの一点の「だっこ」です。明日は、もう一点の写真を載せて、もう一日お茶を濁しますが、よろしくお願いします(笑)。

2007年11月 9日 (金)

準備

Img_5005 あたたかい朝の陽をあびて、除雪車が待機しています。真っ白な平原を、雪をどんどん左右にかきわけて走る姿は勇壮だけど、ここで休んでいる姿は、まるでラグビー強豪チームのFWが家で休みの日にひるねしてるのをふと覗いちゃったような、なんとなくのほほんとしたほほえましさがあります。

 立冬を過ぎて、昼間がかなりあたたかくても、朝晩は相当冷えるようになってきました。雪が来るまであと1ヶ月ほど。近辺のスキー場の、シーズン券早期割引のCMもあちこちで見るようになりましたが、さて、今年は、雪、どうなんでしょうか。

2007年11月 8日 (木)

立冬

Img_5000 夕方、日が沈む場所は、かなり季節を感じさせてくれます。たとえば、隣町に入ってすぐのさざなみ温泉は、2階の露天風呂から日本海に沈む夕陽がとてもきれいに見えるので・・・といって昔知人と一緒に行ったら、ちょうどこの季節で、お風呂の壁より西の方に沈んでいってしまって、見えなかったなんてこともありました。夏は日本海の真ん真ん中に沈む夕陽が、冬至の頃には、日本アルプスの斜面をすべるように沈んでいく。そんなところに季節のうつりかわりを感じるようになったのも、毎日写真を撮るようになったからなんでしょうね・・・なんて話は、今年何回も書いてますが(笑)。

 さて、今日の一枚は、立冬の朝の日の出です。

 姫川の堤防道路から、建設中の北陸新幹線の高架や、明星セメントの工場の方を見ると、その向こうの山に、あがってくる夕陽。

 ぼくのまちでは、冬至の頃、「このあたり」から、朝日がのぼる。今年は、写真で記録しておきます。

2007年11月 7日 (水)

港の朝

Img_4981 もうじき夜が明ける姫川港。

 昼間は働く人がたくさんいるし、週末には釣人も多い。でも、この季節は、朝6:30頃になってもまだ、人影はほとんどありません。夏なら、この時間はもうかなりのひとが、釣りを楽しんでいるのだけれど。

2007年11月 6日 (火)

おりてきた

Img_4964 昼間、仕事の移動途中にふと川を見ると、サギのような鳥が(例によって、鳥の名前はよくわからないのです)。ちょうどお昼休み時間帯だったこともあって、車を止めてまじまじと見ていると、移動しては、川のなかに口をつっこんでいます。

 そっか、ヤツも昼飯どきなんだな、なんてことを思っていると、ふわっと飛び上がり、またおりてきたら、羽が太陽を受けて、とてもきれいな白に。

 あわててカメラを取り出したものの、あわててるから、ピントがずれてます。それも含めて、「現場の雰囲気」ということで。

2007年11月 5日 (月)

クマ出没!

Img_4947  四駆の車の後ろのスペアタイヤのカバーで時折見かけますが、市役所からのあんしんメールでも昨日、熊のお知らせが来ました。

 確かに、冬眠に向かって連中ががんばって太ろうとしている時期。里に下りてきたりもするし、怖い時期だよね。キノコとりとか、紅葉を愛でたりとか、山にはいることも多い時期、お気をつけください。

 んで。

 このメール、まだまだユーザーがそれほど多くないらしいですが、市役所に登録すると、時々(ホントに月に1~2本来るかどうかってくらい「時々」なんですが・・・)送られてきます。工事のお知らせだったり、火事の連絡だったり、このように「熊に注意」だったり。実際のところ、おなじようなことがあっても来るときもあれば来ないときもあるし、どんなときに記事を投げるのか(または投げないのか)といった基準をきちんと策定して運用している感じは伝わってこないので、まだまだ「仕組みを使う練習」みたいな段階なのかもしれません。

 でも、ジャンルを選んで受け取ることができるから、情報の押し売りを避けることもできるだろうし、携帯へ届けるものだから、かなりリアルタイムに伝えることもできる。こういうのって、まちの人たちがやるいろんなことをサポートしてくれる仕組みとしても、今後なにかおもしろい使い方ができるんじゃないかななどとも思うのです。

 CATVとか、防災無線とか、ウチに引き込む光ケーブルの話とか、インフラ的な話はいろいろ出てくる。でもそういったものはすべて、「つたえたいことがある」(それが、「想い」であったり、重要なことの「告知」や「周知徹底」であったり、場合によっては災害情報であったりするのかもしれないけれど)というのが、前提。逆に言えば、「つたえたいこと」がないところのために、こういったものを作って、あとから「伝えたいことはありませんか?」とやっても、そんなもの、あるだけ無駄なのです。

 だからこそ。

 「つたえたいこと」はあるのかな?。このメール、市役所のそういった面を見る、一つのシグナルとして、僕はとても注目しているのです。

2007年11月 4日 (日)

ほんの片隅にも

Img_4892 田舎町だからこそそんなことを感じるのかもしれないけれど、最近よく思うのは、ホントにどんなところにでも、花は咲いているのだなということ。

 今日の一枚は、用水が曲がるところ、コンクリートの割れ目から出てきた、小さい白い花です。

 確かに、セイタカアワダチソウとか、ものすごい勢いでそこいらを蹂躙するように咲いている連中もいるんだけれど、それだけではなく、おそらく人が植えたりはしないようなところにも、こういった小さいきれいな花が、ちゃんと咲いている。まるで、「ここにあるときれいだろうな」と思った人が、植えたみたいに。

 なんだか、そう思ってみると、ほんとうにまちは、人の多いところから、全然人がいないようなところに至るまで、あちこち花だらけだなぁと、そんなことを思ってしまうのです。

2007年11月 3日 (土)

冬が近づくと

Img_4936 だんだんと、夕日が沈む場所が日本アルプスの終点、親不知の断崖絶壁に近づいていきます。真夏には、日本海の真ん中とか、天気がいいときには、能登の向こうに沈んでいたのに。

 そして、夏頃は短い残業なら仕事帰りに十分夕日が撮れたのに、今はもう、週末の休みじゃないと、到底間に合わないくらい、はやい時間に陽が落ちるようになりました。

 平日に夕日が撮れないというのは、写真を毎日のように撮り始めてはじめて感じるようになった季節感かもしれないな。そんなことをふと思う夕方なのです。

2007年11月 2日 (金)

酔っぱらいのピンぼけ

Img_4931 10月のはじめにこのブログでも紹介した、糸魚川の5つの酒蔵のお酒を楽しむ会に行ってきました。

 ふらっと一人ででかけたので、誰も知っている人がいなかったらどうしようと心配だったのですが、最近ずいぶんとお会いできなかった昔仕事でお世話になった方とお会いできたり、市内のおそばやさんを紹介していただいて楽しくカメラの話をさせていただいたりと、楽しい会でした。

 なによりも、楽しい話というのは、美味しいお酒があって、ついだり、つがれたりしながらお互いにこにこすることで、楽しく転がるんだなぁと、再認識。とはいえ、ほとんどつぐことなく、年上の方にどんどんついでもらって一人で飲んでいたのは、反省しなければ。一応まだまだ若輩者ですから(笑)。

 さて。

 今回の会は、いろいろうれしいことがありました。たとえば、根知男山さん。兵庫産の特A山田錦で仕込んだ大吟醸を紹介しながら、今米作りにとても力を入れていること、五百万石などはかなり地元根知谷産に切り替えてこられたこと。そして、近い将来、根知男山から兵庫産山田錦の大吟醸がなくなるかもしれない、つまり、根知谷の自慢の酒米で、大吟を仕込んで、それを大看板として売れるようになりたいという、いわば純粋地酒宣言。酒蔵が心意気にあふれているのは、ファンとしてとてもうれしい。加賀の井さんのくろうざえもんとも久しぶりに再会できたし、雪鶴さんと、「清酒 麻布十番」の話もできました(そういうお酒が麻布十番で売られていて、それが糸魚川で作られているのです)。

 というわけで、今日の写真は会場中央の蔵の方がとっておきのお酒を飲ませてくれるコーナー。残念ながら謙信さんが写っていないのですが、五蔵のうち、4つの蔵のはっぴがならんでいます。ピンぼけなのは、美味しいお酒のせいですので、ご勘弁を。

2007年11月 1日 (木)

どんぐりを数える単位

Img_4918 おそらく「1個、2個・・・」だと思うのだけれど、今ウチには、「1kg、2kg・・・」と数えられそうなほどの量のどんぐりがあります。

 これ、コドモが幼稚園の小遠足で、山の公園から拾ってきたもの。この量を見ると、一心不乱にただただあちこちしゃがみ込み、拾い上げては大喜びしていたのが目に浮かぶようです。帰りのバスに乗る前に袋をひっくりかえしてしまって、大泣きしていたら、先生やともだちがみんなで拾い集めてくれたんだとか。そもそも山はどんぐりだらけだから、そのときさらに増えたんじゃないかとも思うんだけど(笑)。

 そんなこんなで、「にちようびにみやまこうえんにいく!」と言っているコドモ。だんだんと寒くなるけれど、外で遊びたいっていうのは、できるだけ叶えてやりたいなと思う、バカ親なのです。そして、近所でどんぐり拾いができる公園がたくさんあるってのも、ありがたいな、と。

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