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2007年10月13日 (土)

蜜を運んで

Img_4384 芳香を放つきれいな花から取る蜜が、僕らの食べる蜂蜜なのだと思っていたら、たとえばお菓子などでは、蕎麦の蜜がけっこうつかわれていることを知ってびっくりしたことがあります。

 あまりきれいではない花でも、香りの弱い花でも、あまりみずみずしそうでなくても、花が咲く植物は、虫をひきよせるために(それはつまり、種をつくって、来年も生き延びるために)、蜜を用意しているんですね。

 というわけで、写真はあちこちで相当に目立ってきた、セイタカアワダチソウ。

 実際、腰くらいの高さで、花も完全に開ききっていない黄緑の時には、かつて観賞用に移入されたというのがわかるような美しさを感じることもあります。でも、人の背を超えるように伸びきってしまったときの足下とか、開ききった黄色い花の毒々しさとかを見ると、なんだか愛着がもてない。

 いわゆる「外来種」問題で、コイツが特に怒られているのは、この外観が原因なのかもしれないなとも思います。

 それにしても、今の時期。あっちを見ても、こっちも見ても、コイツだらけ。なんとなく、「これしかない」というのは、不気味というか、異様な感じがします。

 誰が植えたわけでもないのに、こんなにも広がってしまう。人がコントロールできないものは、怖いんだぞと、毎年繰り返し警告されている。そんな気分になる花なのです。

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