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2007年10月23日 (火)

うまそう

Img_4550 「おまえうまそうだな」という絵本があります。恐竜時代のちょっと泣かせるおとぎ話。野性の動物である恐竜連中はおそらくこのメンタリティを受け入れないとは思うし、どこか偽善のにおいもするのだけれど、でも、僕は大好きなお話なのです。

 「おまえ、うまいな」にならないのは、主人公のティラノザウルスがちっちゃい恐竜(そいつは「うまそう」という名前になってしまうのですが)を結局食べないから。やっぱり「うまそう」は、食べる直前よりも、食べることができない時に、強く感じるものなのかもしれないななんて思います。

 そういう意味では、今の時期の柿もそうなのかも。青空に映える柿色。おもわずもぎ取ってガブリとやりたくなる。でも、渋柿だったりすると、舌の奥の両脇のところに至るまで、とてつもなくしびれてしまう。もう、舌を取り外して洗いたいくらいに。それ以前に、人の家の庭の柿なんで、取っちゃったら柿泥棒なんですけどね。

 そんなわけで、この時期、あちこちで見事な色になる柿は、僕にとっての「うまそう」なのです。だから、帰りにスーパーで買って帰ろう(笑)。

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コメント

 私の甥は誕生日にプレゼントした「おまえ、うまそうだな」がすっかり大好きになって、丸暗記して暗唱しているそうです。それから、恐竜のことは何でも「うまそう」と呼ぶようになって、公園にある恐竜の形の滑り台なんか見つけると、「あ~うまそうがいる!」と大喜びしています。

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