準備
朝、自転車でうろうろしていたら、はさが準備してある場所を見つけました。
稲の刈り取りは、コンバインで刈っての機械乾燥が増えてきていますが、そうは言っても一時期ほとんど見なくなった昔ながらの天日乾燥も最近また少しずつ、増えてきているような気がします。
この、稲の天日乾燥の方法が、土地ごとにちがって、おもしろい。それも、なんだか場所ごとに違うんじゃなくて、なんとなく「県をまたぐ」と突然がらっとかわる感じ。これって、なんでなんでしょうね。
新潟県では、こんな風に高く何段にも棒を渡して、ここにかけていくパターンが多いです。場所も田んぼのちかくだけど、田んぼそのものにたてるのは、まず見かけません。それが、お隣の長野だと、田んぼの中に、低く1~2段(ほとんど1段)で干す形が多い。夜露で濡れないように、夜になるとビニールシートをかけたりするから、高いと大変なんでしょうか。
僕らが小学生くらいの頃は、天日乾燥があたりまえの時期。あちこちの空き地にはさが立って、稲がかけられるとそれが壁になって、まさに部屋。そこに大事なガラクタを持ち込んで、秘密基地とか言ってたものです。干された稲はしばらくするとまたはずされてしまうわけで、そうなると「基地」もなくなってしまうのだけれど。今の子は、どこに秘密基地を作るのかな。
そんなこんなで、新米も、もうすぐなのです。
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