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2007年8月22日 (水)

だんだん

Img_2836 浜田省吾に「防波堤の上」という古い歌があります。「悲しいほど自由~」と歌われる、防波堤の上。でも、確かに昔、防波堤の上に腰掛けて、海を見たり、いろんなこと考えたり、友達と話し込んだりということを、たくさんしたような気がします。高いところは、ある意味個室のような、一人になれる場所なのかもしれません。

 かつて、荒波日本海が暴れ狂う日には、高い波が押し寄せて大変でした。そのため、砂浜と町を隔てて、けっこう高い防波堤がありました。それが、一部の砂浜の防波堤が、こんな感じの低いだんだんに置き換えられていくことに。

 カベを作って力で「ここより先は通さないぞ!」とやるのが、防波堤。でも、それだと、相手も猛り狂っている時には、ぶつかってかえって乗り越えてきたりしてしまう。それが、こういうだんだんの上を波がすぎることで、力が削がれて弱い波になるというのが、この手の護岸のメリットなんだとか。

 沖の消波ブロックの設置もあって、だんだんと砂浜が広くなり、このあたりまで怒濤の波が押し寄せるということはめっきりなくなってしまい、今では、どこからでも砂浜におりることができる、広い広い階段のようになってしまっています。

 でも、押上海岸の護岸のように、波にあらわれてこのだんだんの下の砂が浸食され、ぼこっと陥没してしまっているようなところもあって、なかなか人に簡単に御されたりしないな、波などとも思ってしまう。あたりまえのことだけど、自然ってのは、なかなかすごいもんです。

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