かえる
たった一泊二日の出張ですが、やはり、戻ってくると疲れます。一年中出張ばかりの友人とかもいるけれど、どんなふうに疲れを取ってるんだろう。20代の頃は、出張の話があると手を挙げて「僕がいきます!」って出かけたんだけれど。
とはいえ、今回ははじめての町へ出かけたこともあり、いろいろな発見がありました。田んぼの真ん中に立つお客さんの事務所から駅までの道。バスがやってくるまで1時間近く、延々と駅に向かって歩いてみたのですが、イネの穂は糸魚川よりだいぶ高く、実って「頭を垂れる」ようになってきていて、あぁ、西へいくと、あたたかいんだなと実感する風景。そこいらに飛んでいる鳥も、ちょっと違う連中がいる。ただ、それをみて、背中のバッグに入っているカメラを取り出す元気がないのが、トシ(笑)。
帰りの列車は、残念ながら信越線の柿崎~柏崎間が再開していない影響で運休している特急があるせいで、富山から各駅停車になりました。最後の1時間をがたんごとんと各駅停車で過ごすのは、ちょっと疲れるのだけれど、富山付近では満員の通勤列車の雰囲気だった車両もどんどん人が減っていって、県境をまたぐ頃には誰も乗っていない、いかにもなローカル線の風情になる、その変わり方を見るのもまた、なかなかいいクールダウンなのです。
写真は、青海駅を通過するあたりでの運転台。外が暗いからということもあるんでしょうが、薄暗い中でずっと運転している運転士の方、お疲れ様です。
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