夏の終わり
まだ、連日暑いです。外にいると汗はだらだら出てくるし、夜もエアコンがないと寝苦しい。
だけど、お盆の送り火をすぎた16日頃から、カチッとスイッチが切り替わったかのように、どことなく、季節の移り変わりを感じるようになりました。
それは、浜茶屋(日本海側では海の家をこう呼ぶのです)のないいわゆる「穴場」の海岸で泳ぐ人がとつぜん減って、地元の幼児や小学生とその親だけになったとか、他県ナンバーの車を急に見かけなくなったとか、そういうこともあるけれども、それ以上に、雲の形とか、空の色とか、蝉の鳴き方とか、そういうものが切り替わった。そんな気がするのです。
これも、「もうじき夏休みが終わり」という、10代の頃に埋め込まれた季節時計なんでしょうかね。社会人にとっては、休みはもう終わり。これから、怒濤の半期末へ向けて、働いていかなければいけないのだけれど。
そんなわけで、写真は美山の一直線の坂の上から見た日本海。赤いろうそくのような灯台がきれい。でも、どこかもう海や空は、夏の色からかわってきているような気がしませんか。
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