ここしばらくあまり出張がなかったのですが、急にあちこち出かけるようになってしまいました。今日は日帰りでの東京。席に座って、出発を待つ間に、レンガ車庫を1枚撮ってみました。
新幹線が来る10年ほどあと、「わが」糸魚川駅がどんな駅になっているか、ときどき不安になることがあります。
たとえば隣の隣、長野県の飯山駅では、「まちづくり会所」なる場所を作って、駅や駅周辺がどうなるか、模型などを展示したりして、みんなが駅のことを知ったり考えたりできるようにしています。コンサルタントだけでなく、大学(東京工業大学 真野研究室)や市民との協業での検討委のようなものもあります。
隣の上越駅は?というと、こちらも今はちいさい各駅停車駅にすぎない脇野田あたりに新設ということで、いろいろと議論があり、話が出てきているようです。
でも、糸魚川は、ようやく駅南の道路などの整備方針などについてが広報に載ってきたくらい。市内でいろいろな役についている人は、いろんな場面で検討に関与しているのだと思うのだけれど、一般の市民にとっては、全然よくわからないままなのです。
伝え聞く話によると、新駅は待合室がない?なんて話もあるんだとか。そんな駅だと、ちょっとイヤだなぁ(笑)。駅ビルにデパート!なんて都会の複合駅みたいなのを求めるような無理は言わない。でも、遊びに来てくれた人が降り立ったときに、「あぁ、旅に来たんだな」と感じるような風情と、僕らが仕事ででかけるときに、使い勝手があまり悪くない機能を持ってもらわないととも思うのです。新幹線駅って、全国そうどこにでもあるわけではないし、「このまちはこんなまち」という印象のための、重要なアイコンの一つだと思う。それだけに、もっとどうなるのか知りたいし、関与もしたい。そう思ってしまうのです。
そこで、いつも出かけるときにふとまじまじと見てしまうレンガ車庫のイメージが、駅を印象づける魅力の一つとして働くようになれば、最高なんですけどね。さて。
最近のコメント