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2007年8月 5日 (日)

Eat it!

Img_2468 そういえば、ずいぶん昔にコント赤信号の小宮孝泰が「MCコミヤ」になって、「プリーズコミヤドントハーテム」なるアルバムを出したことがあったっけ。今や牧師のハマーのアルバムをジャケットまできっちりマネして、Don't Touch Thisの代わりに「遣唐使です!」と叫んだりしていたのだけれど、マイケルジャクソンのBeat itにも、Eat itってこういう感じの替え歌があったなぁとふと思い出した、暑い暑い昼間。

 年に一度、カニを食べに来る友人と一緒に、能生のマリンドリームへと赴いた我々は、写真のカニを買い込み、昼間っからじりじり照りつける太陽の下で、酒盛りをしていました。ちなみに、この量は4人分。買ったのも4ハイだけなのですが、常連になればなるほどちっちゃいカニをおまけしてくれる小泊のカニやさんのありがたさで、なんだか妙にたくさんあります。

 この日来てくれた友人の一人は、カニにかぶりつきながら、月曜日に出張で札幌にいく話をしていました。もちろん、行った先でもカニ(そちらでは毛蟹だとか)を食べる話をしているんですが、あちらとこちらはまた、違った楽しみ方らしい。

 思うに、紅ズワイガニのうれしいところは、「カジュアルなカニ」ってことなんじゃないだろうか。ちゃんとした店で食べるんじゃなくて、こうやって店で買っておけにいれてもらって、海岸でかぶりついて、手を石けんでじゃぶじゃぶあらって・・・。そういう食べ方が似合うカニ。背伸びもいらない。大枚はたくこともない。食べる間柄で気取る必要もない。彼女と一緒に食べに行くのはどうかと思うけど(笑)、家族ととか、友達とかでやってきて、大量に真ん中に積み上げて、みんなで食べる。それが楽しいカニなんだろうな、と。

 弟のヨメさんの家は、この近所だったこともあって、カニというのは「夕方足のとれたヤツをもらってきて、車庫でしゃがんでおやつに食べるもの」だったという話でした。夕ご飯の主役ではなく。僕の中ではそこまで駄菓子的なものではなく、やはりちょっとしたごちそうではあるのだけれど、でもなお、普段着のごちそうだというのが、このカニのうれしいところなのです。

 夏、糸魚川に遊びに来たら、ぜひ。かに屋がならぶ横町で、ぜひ威勢のいいオバちゃんと話して、笑って、値切って、おまけしてもらってください。それもまた、楽しいよ、きっと。

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コメント

そういうの、好きだなあ~!新潟カニ経由で実家帰ろうかなあ~。カニの旬っていつなんだろう?年中売ってるからわかんない。

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