一週間後のこと
7/1の日曜日は、地域総出で早朝から、海岸清掃。大きな穴を掘った準備風景は前にも紹介しましたが、ペットボトル、缶の類まで、ものすごい量ののゴミを拾い、流木を埋めました。
そして、先週末。
子供を連れて海に遊びに行ったら、やっぱりあるんですね。大量のビール缶、使い残しを瓶ごと捨ててあるコショウや焼き肉のタレ。
中には、ちょっと海が荒れた時に流れ着いたような、ずいぶん傷んだものもあったので、これは仕方がないんだけど、どう見ても、「昨晩の宴会」の跡というのがいくつもあって、なんだか悲しい気持ちになってしまいました。
最近「モンスターペアレンツ」が、学校で話題になっているとか。学校に信じられないようなことでクレームをいれてくる困った親のことをそう呼ぶのだそうだけど、そういった人たちが増えてきた原因の一つに、「子育ては学校と家庭、地域でちからをあわせてやる」という意識が薄れて、自らが「受益者」だという意識が強くなってきているということがあるんだとか。
「夏の海」も、そうなのかな。観光客としてやってきて「くださる」方たちは、この海を「受益」するためのリソースとしてしか見なしていない。でも、それって、悲しくないか?。
糸魚川に遊びにきてくれる、たくさんの人たちを、僕らは歓迎して迎えたいのです。だから、僕らがあなたたちを軽蔑してしまうようなことは、しないでほしい。
僕らも、あなたたちも、「きれいで気持ちがいい海」を一緒に楽しむための仲間だと考えてほしい。僕らがサービス提供者で、あなたたちが受益者というような、ツマらない関係ではなく、ね。
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