朝の糸魚川駅
5:29発 新潟行きの急行きたぐには、大阪発の夜行列車のおもむきもこの時間帯になるとだいぶ薄れて、通勤・通学列車っぽさが出てきます。
糸魚川から乗る人は、新潟や長岡まで通勤する人、直江津で乗り換えて長野へ向かう人など。直江津でほくほく線快速に乗り継いで、越後湯沢から新幹線といったルートであれば、朝8時台には東京まで着くことができたりもします。
この時間帯だと、まだ大糸線は運行前。そんなわけで、50周年の今ひとつなヘッドマークをつけた車両が2つ並んで大糸線ホームに止まっているところに入ってくるきたぐにを1枚。
この急行、583系という古い形式の車両が日本で唯一定期運行されているものなのだとか。三電源対応だとか、定期列車としては唯一の三段寝台だとか、特急が止まるのに、きたぐには止まらない駅があったりするなどいろいろな特徴がある古い古い列車。長距離急行がどんどん廃止される中では、めずらしい位置づけの列車ですね。
糸魚川は終点新潟寄りの駅ということで、朝はこんな雰囲気。でも、逆方向の大阪行きは日付がかわる1時すぎ発の夜行列車ということで、ずいぶんと雰囲気がかわります。
夜のきたぐには、来週出張で乗る予定。これもまた、1枚撮ってきます。
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