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2007年7月23日 (月)

Check

Img_1636 家のまわりのコンクリート塀を見ていて、ふとあたらしいひび割れに気がつきました。

 ウチは海沿いのけっこう古い家。潮風もあるし、今に比べると工事するときのコンクリートの質の要求水準も低かった頃だから、最近工事しなおした場所に比べて、壁の色からして「弱そう」だったんだけれど。

 きちんとした建物や壁なら、なんでもなかった程度の糸魚川の揺れでも、古い場所、傷んでいる場所では、こういったことはあちこちであったんだろうなと。だから、次の地震で壊れたりしないように、耐震補強とか、古い場所や家のチェックとかきちんとしておかないといけないなと、あらためて思ったのでした。

 昨日のニュースでは、柏崎でなにも被害がなかったという築120年の木造住宅を紹介していました。逆に言えば、明治にたてたものでも、きちんとした耐震補強をしていれば、今回みたいな地震でも大丈夫ということなんだなとも思ってみたり。

 さて。

 こんなことを書いておいてナンですが、町中は地震前となにもかわりなく、日々過ごしています。糸魚川へ来る道も、高速道路、一般道路とも全通しましたし、電車も北陸線の一部バス代替輸送などもはじまり、夜行の長距離列車以外は復活。新幹線での東京からのルートも、サンダーバード・はくたかをのりついでの大阪方面からのルートもきちんと動いています。R148経由の松本方面からのルートは、なんの被害もありませんでした。

 浜茶屋とこのあたりでは呼ばれる海の家も普通通りに影響していますし、温泉旅館も休んでいるところはありません。ゴハンなどが制限されてることもなく、いつも通りカニなど海の先をたくさんやっつけてもらっちゃえます。

 一部には、「いっても楽しめないのでは?」「みんなが一生懸命なのに、遊びにいっていいの?」といったことから、キャンセルされる方も出てきているようですが、そんなことありません。ぜひ、たくさんの方に、糸魚川に来ていただきたいと思います。宿などは、キャンセルが出ているところもあるようなので、今からでも予約がとれるはずですから。

 そんなわけで、明日からはきれいな海とか、花火とか、数日続けて紹介しようかななんて思っています。

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