お知らせしたい・・・とき
仕事を終えてかえる途中、職場から出て500mくらいのところで、自転車がパンクしました。そのまま自転車をひいて最寄りの自転車やさんまで歩き、預けてからは久しぶりにバスにのって、家まで帰ってきました。
というわけで、今日は家の近くのバス停で1枚。
ここには、来月なかば開催される、おうみ山岳マラソンのポスターが貼ってありました。最近市内でよく見かけるポスターというと、糸魚川吹奏楽団のグリーンコンサート、つい先日おわった島田洋七さんの「がばいばあちゃん」講演会、なんでも鑑定団出張鑑定への出品募集など。このあたりのポスターは、街でも、職場などでも、ホントにもう、津々浦々で見た気がします。
一方で。先日の「絵本とともだち!なかよしフェスタ」もそうだし、以前にレンガ車庫絡みのイベントにかかわらせてもらったときもそうだったのだけど、この「津々浦々」にポスターって、かなり大変だなとも思います。要は、効率的な「告知手段」を、まちのごく普通の人が「さぁ、やってみよう」となにかをでっちあげるときに、なかなか持てない。
この「みんなにお知らせしたい」ということへのサポートをうまくやること(しかも、既存の商工団体とか、役所のように、一部の人にはとても近しく、一部の人にとっては逆にとても利用しにくいものではないところで)というのは、まちの元気のキモの一つじゃないかなと、最近よく思ってしまうのです。
「だから、CATVでコミュニティチャンネル」という話があるのも聞くのだけど、ウチの街でそのやり方が「おしらせ補完」のために効果的だとは、あまり僕は思えないんですね・・・と、この点については、またいずれ機会があれば。
そんなわけで、だからどうしようと、時折いいアイディアがないかと、考えてしまう。なにか、いい手はないもんでしょうか。
「まち」カテゴリの記事
- 今年最終サンタ稼業(2023.12.25)
- じぶんでつくるクリスマス(2023.12.17)
- 落差(2023.12.16)
- 向こうの雁木(2023.12.13)
- バスはなかなかこないから(2023.12.10)
CATVよりも、FMでコミュニティ局を作った方が、まだいいのではないかと。ラジオは災害報道にも役立つし、県内のどこかの局は災害時には全面的に災害報道に切り替えるという条件で、公的補助を受けているというような報道もみたことあります。
投稿: 印度洋一郎 | 2007年5月20日 (日) 14時40分
コミュニティFMかぁ。いいですね。仕事中にラジオ聞いてる人って多いし、音楽をかけてしゃべるだけで一応番組が成立するという意味で(それが聞くに耐える質かどうかという問題はあるけれど)、映像を作るよりもソフト製作コストは安くなりそう。
先日の地震のときもそうだったのだけれど、なにか災害があると、ずっとNHK見ちゃうんですよね。やってることは、「震度○、津波の心配があるので、高台に」ってのを繰り返すだけ。具体的な情報はないのだけど、でも「こういうリスクがあるから、注意して」っていう、「!」の継続提示という意味ではかなり重要な役目を担っている。
そういう意味では、狭い地域でのタイムリーな災害情報を、いつもふつうに使っている難しくないものを通して得ることができるというのは、大切なことという気がします。
テレビは、ある意味最強のメディア。子供からお年寄りまで誰でも使えるし。ただ、映像を作るという「手間」にまで災害時に手が回るかとか、逃げる先に持って行けないよねとかいうこともある。ラジオは持って行けるし、これからなら「ワンセグ」を持っていくっていう手もあります。
個人的には、CATVって、「嗜好品」だと思うんですよ。地上波は自前のアンテナで既に見てる(共同アンテナの場所は市内にはそれほど多くない)、持ち家が多く、CSなどのアンテナを上げるのは、集合住宅ほど面倒くさくない。そんな中で、「あえてお金払って」ふつうのテレビを見る人が大多数になるとはなかなか思えない。元々民放がUHFなこの場所では、地デジ対応でUアンテナたてないといけないって人たちもいない。多チャンネルを見たい人が、スカパー!か、CATVでSTBつけかっていう選択をするだけになっちゃうという面もある。
ならば、それって、行政まるがかえでやるべきことなの?、民間の業者が、商売になるエリアだけやればいいじゃないと思ってしまうんですよね。
それがないとまずいという観点で津々浦々に整備して、ほとんどの人が加入するなら、災害時の告知設備としてもかなり有効だと思う。でも、ふつうにテレビ見られる人にCATV入れと「押し売り」でもしない限り、今自分ちでアンテナあげてるひとにとっては、いくつかある選択肢の一つでしかない以上、加入率は「災害時の行政の告知端末」として有効な比率には、ならないと思うんです。
それだけに、CATVを、「みんなの告知端末」としての整備するのは、自前のテレビアンテナを立ててもテレビが全域でNHKしか映らない旧能生エリア以外は、目的達成ができないのではないかと思うのです。
コミュニティFMは、担い手になるパーソナリティとかを、かつて街にいて、結婚や異動絡みで糸魚川に来た人たちの「特技を使って再挑戦」みたいな文脈で活用できると、おもしろいかもしれませんね。田舎町の一番の弱点は、「おもしろいことをやっている人はいっぱいいるのに、そういう人たち同士が出会うチャンスが少ない」ということだと自分は思っています。そういうものを打開するサポートの一つとして使えるなら、コミュニティFMも、いいんじゃないかなんて思います。
それを「行政丸抱え」じゃなくて、「おれたちがやるから、行政でサポートしてよ」とお願いしに行くような、「元気なバカ」がいるんでしょうけどね(笑)。
投稿: にしざわ | 2007年5月21日 (月) 06時21分
そうですよね、CATVだと例えば地震で停電になったら情報が遮断されてしまいますから、いざという時の即応力に疑問があります。
広報で読んだのですが、市役所が災害や不審者の情報をメールで配信するサービスを始めるそうですね。これは携帯を持っている人はいいけど、携帯すら持っていない高齢者はどうするのかな。
上越だとFM-Jが市役所と災害情報で連携しているそうで、市民にラジオを持つように奨励しているんだとか。
投稿: 印度洋一郎 | 2007年5月21日 (月) 21時09分