おしらせ
まちには、数多くのポスターがあふれています。新発売や、コンサート、講演会・・・。ポスターというのは、きれいに刷られていても、なんだか風景にとけ込んでしまって、あまり気にならなくなってしまうものも多い。だから、より目にとめてもらおうと、派手なデザインになったり、アイキャッチ性の高い大きなロゴが入ったりということになります。
ポスターというのは、「どうやって貼るか」でも、目立ち方、伝えたいという思いの伝わり方が、かわってくるものです。目立つ場所に貼ってあるポスターは、目立たない場所にあるものよりも、きっとより知ってほしいこと。
写真は、市内のとある酒屋さんのお店の前です。まるで、カフェの「今日のおすすめ」のように、コルクボードに留めてあるポスターは、実はこのお店の中で売っているもののPRではなく、車いすダンスのイベントのPRのもの。
このお店の方がこのイベントの関係者の方なのか、それとも関係者の方に頼まれたのかは、僕は知りません。でも、このお店の方が、このイベントのことを、多くの人に知ってほしいと思っていることは、ちゃんと伝わってくる。この一手間、この一工夫の中に。
こういうお店の顔を見ると、きっと、いいお店なんだろうなぁと思ったりするのです。
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