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2007年4月20日 (金)

手が届く桜

Img_9573 日頃あまり意識したことはないけれど、あらためて考えてみると、僕が住むあたりは、けっこうアップダウンの多い土地なのかもしれません。

 ちいさい頃に保育所から家へと脱走を企てたときも、中間地点にある上り坂で力尽きて先生につかまってしまったりしてました。

 というわけで、今日の1枚は、国道8号線の歩道から見下ろす須沢公民館近辺。僕がかつて通った保育園のあたりです。

 ここは、用水と細い道が国道の下を通っていて、用水の脇の大きな桜が、ちょうど国道の歩道の高さに花を咲かせています。

 若木の細い枝とちがって、大きな勢いのある桜の花が、ちょうど目の高さにたくさんある。そんな、なかなか優雅な場所なのです。

 今年は、ゆっくり見る時間がないうちに、半ば散ってしまいましたが、名残を惜しんで1枚。

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コメント

 いやいや、これは奇遇。

 私も入園したばかりの青海保育所から脱走して、家まで帰って来たことがあります。
 初めての集団生活に馴染めなくて、「も~ヤダ、帰る!」と思い立ち、ちゃんと帰り支度をして、堂々と入口から帰りました。無事、家には帰りついたのですが、案の定保育所から迎えが来て、泣きながら連れていかれました。

 未だに母親に言われることがあり、この前もうちに遊びに来た弟の奥さんに話したらしく、大爆笑されたそうです。


 脱走して、家まで帰り着けるというのは、すごいですね。やっぱり、目立たぬようこっそりと帰らないといけないのか。
 ちなみに、僕がかえった日の理由は、なぜか未だに鮮明に覚えています。
 粉末にお湯を入れてまぜて冷蔵庫に入れて作るという、今の子は知らないであろう「ポットプリン」。朝それを作ったのを見ていた僕は、それがたべたくてたべたくて仕方が無くて、逃げ帰ろうとしたんですね。
 その後、お店で買う「プッチンプリン」みたいなプリンが、甘くて濃厚なんでびっくりしたなんて日々を経て今に至っているわけですが、だとすれば、あのプリンはよっぽどさっぱり味だったんだろうなぁ。
 あらためて、「かわったな」と思う点の一つです。

 ・・・という話をすると、やはり笑われます。うーん。

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