おつかれさま
南押上に開通した道を、東小学校の横を通り抜けて行き止まりまで走ってみました。新幹線にひっかかってしまうのか、本屋さんも引っ越し先をこの沿線に建てている真っ最中。そして、行き止まりは地域振興局すぐ裏でした。
ここで車を止めてみてみると、車庫に並んでいるのは、役目を終えた除雪車たち。今年は、待機ばかりで、実際に働くことが少なかったであろう除雪車だけど、でも、いざ降ったときに、ないというわけにもいかないし、来年もまた、お世話になるんだろうなとも思います。
温暖化といっても、一昨年暮れから去年にかけての冬は近年にない大雪だったように、単に温かくなるということではなく、海面蒸発量の増加に伴う、「気象現象がパワフルになる」という面が強いという話を聞いたことがあります。
蒸気はタービンを回してSLも走らせれば、原発の中で発電もするわけですから(笑)、そのパワーがどこに向かうのか。それが、ある場所をあたためる方向に向かえば気温はあがるし、水蒸気量が増えることで降水量が増えるという方向で、たとえば豪雪もある。そんな話だったのですが、それはすなわち「気象の揺れの幅が大きくなる」ということ。だとすれば、除雪車が先シーズン以上に大活躍する年だって、出てくるのかもしれないな。
話は大げさですが、あたたかい日に甲羅干しでもするように外にならべてある除雪車には、先シーズンのような年であれ、今年であれ、「おつかれさま」なのです。一緒に待機して、雪に備えてくれた除雪の人たちにも。
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