ご神木
先週の日曜日は、田海の山添神社の春のお祭り。のぼりや吹き流しが立つ、お祭り前の神社を歩いてきました。
ここは、あまり広くない神社だけれど、道路に広く張り出す桜が毎年見事に咲きます。で、今日の1枚は、桜の木の下から、大きなご神木を透かして見上げたものを。
こういう、ムラの小さなお祭りを見ると、すこしうらやましく思ってしまいます。
うちは、かつてとある工場の拡張にともなって閉鎖された社宅から出て、今の場所に家を建てました。もうそろそろ来て40年ほどになります。うちがあるあたりは、元々住んでいた人たちよりも、その「社宅縮小時」に引っ越してきた「ニューカマー」、そして、さらに最近田んぼだった場所に家をたてて引っ越してきた「新・ニューカマー」の2世代ニューカマーの方が多くなってしまったくらい。でも、お祭りとか、消防団とか、そういうところへは、声がかからない。人が足りないという声は聞こえてくるんですけどね。
確かに、仕事が忙しい中、消防団の仕事に呼ばれていく同僚を見たりすると、声がかかったらかかったで困ると思う部分もある。でも、声がかからないというところに、一抹の寂しさを感じてしまうのです。
祭りって観光として見に行くのではなく、やっぱり、「おらが祭り」として、中に入っていくほうが、「!」だよね。そう思いながら、近所のちいさいお祭りを、ちょっと寂しく見てしまう僕なのです。
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