春の雪
しかし、突然よく雪がふるようになりました。一度は雪不足で今シーズンの営業を終えてしまったシーサイドバレースキー場も、営業を再開したそう。
一方で、東京では歴史上もっとも遅い初雪と同じ日に、靖国神社の桜が3輪開いたなんてニュースが伝えられたりもして、なんだか不思議な年です。
ただ、もともと、3月って、こういう天気がふつうなのかもしれません。雪がふったり、びっくりするくらい暖かかったり、強い風が吹いたりしながら、だんだんと春になっていく。
今朝おきたときには、一面真っ白でした。だけど、朝ご飯を食べるころには、だいぶ雪は消えていて。午前中にこの写真のあたり(鬼伏近辺です)を通ったときには、かなり酷い雪。でも、夕方帰りに通った頃には、もう今日雪が降ったなんて少しも感じさせないあたりの様子でした。
雪は、降る。けっこう寒い。でも、その雪を受け止める地べたは、もうかなり温かくて、「雪なんて受け止めてやらないぞ」っていう、春のモードに、しっかり入っているのかもしれない。だから、かなり降ってもすぐに消えてしまう「春の雪」。降るほどに、かえって暖かさ、春の訪れを感じさせてくれるのかもしれません。
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