小学校自慢合戦
つまらないことでお互い意地をはりあうのが、コドモのかわいいところ(もちろん、そういう大人もいっぱいいますが(笑))。
保育所の同級生が全員同じ小学校にあがり、同じ小学校の仲間が全部同じ中学校に集まる。高校もせいぜいが3校に振り分けられるだけというわが街においては、「仲間が減る」ということは、高校を卒業して、まちを出ていく連中がたくさん出るまで、ほとんど感じられない感覚だったように思います。
それだけに、同じ小学校出身や中学校出身の連中の同族意識はそれなりにあって、自分たちの学校自慢とか、けなしあいとかも、けっこうやって遊んだような覚えがあります。
そして、我々青海の小学校出身の連中にとって、内心どうしても「糸小には敵わない」と思わざるを得なかったポイント。それが、SL。
学校の敷地内に蒸気機関車が一両、しっかり飾ってあって、さわったり、上ったりもできる。これは、ホントうらやましくて、仕方がありませんでした。
最近、このSLにも(断熱材などでしょうか)アスベストが使われていることがわかり、まわりは厳重に囲まれて、こんな看板が取り付けられてしまいました。多分、入り込んだり上ったりするコドモもいないんだろうな。
そんなことを、ふと横を通りかかりながら、思ってしまったある夜なのでありました。
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どーも、こちらでは始めまして。
仰るとおり、高校を出ると一気にみんなバラバラになってしまいますねぇ。私も一時期出ていたくちなのですが、帰ってきてからは、ほとんど付き合いもない(と私は思っていた)人たちから親しげに声をかけられる事が結構あり、みんな懐かしいのかなと思っています。
私は人付き合いの良い子供では無かったので、相手のことをよく覚えていないこともままありますが、相手の方はよく覚えていたりして、これも不思議だったりします。
で、私自身は青小OBなんですけど、田沢小や糸小は平地にあるので、遠足や運動会の次の日なんかは通学しながら羨ましくなったこともあります。「あ~あ、何でうちの学校だけ坂の上の山ん中なんだよ」って。
投稿: 印度洋一郎 | 2007年3月19日 (月) 10時27分
印度さん、ブログにまでコメント、ありがとうございます。
坂の上の学校といえば、小学校の水泳大会で、山之坊小学校にどうしてもかなわないウチの同級生が「通うだけでトレーニングだから」なんて言っていたのをふと思い出しました。
青小に負けたときも、同じこと言ってたっけ(笑)。中学校にあがってから、町総合グラウンドのまわりを、青小にむかってのぼっていき、裏をかけおりて、現青海幼稚園の横を通って一周するというコースを数回走らされたりしたときに、青小出身者が「オレはここ慣れてるから」って自慢したりなんてこともあったなぁ。
あの学校への坂っていうのは、ある種の「自慢・自虐」ポイントだったんですねぇ。
投稿: にしざわ | 2007年3月20日 (火) 09時04分