えきのはな
糸魚川の駅は、狭い駅です。改札前のホールも、こじんまり。それだけに、大きな花がいけてあると、存在感があります。
市内の華道をされる方たちが、交代で見事に飾っている改札を出て右手のこのおはな。昨日、出張に出かけるちょうど24時頃の駅でも、すこし青いひかりを受けながら、凜とした美しさでそこに「いて」くれました。
大げさな、地域創造や町おこしをやる、仕掛け人の人たちは、いる。でも、身近なところで、花を置いたり、植えたり、絵本を読んだり、人と話をしたり、そういう、ごくあたりまえの生活のなかにある、「ずっとつづけているひと」が、実は街をしっかりと支えているということを、忘れないでいたいなとも思う。
ついつい、状況を「動かす」役回りの人ばかりが、立役者だと勘違いしてしまうだけに、ね。
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