つぶら
そうは言っても、寒い中がんばって撮ってきたので、昨日の海の写真をもう一枚。
鳥って、なにか見てるとずーっと身じろぎもしないでなにかを見つめてるけど、なに見てるのかなと思うことがあります。
まっすぐ立っているのがしんどい海風の中、足下に押し寄せる波もそっちのけで、じっとどこかを見てる。そのおかげで、撮っている自分のことに気づかない(ことにしてくれている)のだけれど。
時々、こういう鳥たちの顔を見ると、連中僕らよりずっと賢い哲人なんじゃないかと思ってしまう。僕がなにか物思いにふけりながら遠くを眺めていても、こんな詩的な顔は決してしていないはずだから。
男は40になったら自分の顔に責任を持てなんてことを言っていた人がいたけれど、今月もう一つ年を取ると、またその年齢に近づいてしまう。もう少し、賢くなりたい。そう願う日々なのです。
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