雪が降るということ
雪が降ると、僕等の生活はいろんな意味でかわります。雪がふらない時ならやらなくてもいい除雪。朝はすこしはやめに余裕をもって出かけないと間に合わない。ちょくちょく買い物しなくてもいいように、すこし買いだめでもしようか・・・。
いろいろありますが、雪が降るということの一つの面として、「閉じこめられる」というものが、確かにあるように思います。
雪が降り出すと、行動範囲が狭まり、ある種のことをしないようになり・・・そして、雪が溶けることで、それが解き放たれる。どこかへ出かけてみようかなと思ったり、なにかちょっと面倒くさいことをやってみようかと思ったりする。春風に誘われて・・・というほどでもないか(笑)。
昨日はとてもよくはれた、あたたかい日でした。朝散歩していると、ちょうど粗大ゴミの日。おじいちゃんが車に古いストーブを積んできて、ゴミ捨て場に置いていきました。
まだ2月。いつもならまだまだ冬将軍閣下が大活躍しているこの時期なのに、妙に違和感のない風景に、我ながら驚いてしまいました。古いストーブを、いい時期だから処分しなくちゃと思う。それもまた、雪から解き放たれて、春を感じるときに、やろうかなとふと思いつくことなのかもしれませんね。
そんなこんなで、文字通り、立春を過ぎた日々です。
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