作物の花
去年、雨に濡れる茄子の花を撮っているときにも感じたのだけれど、野菜や果物など、作物の花っていうのは、きれいです。派手ではないけれど。
今日は、長野の別宅へお泊まり。といっても、単にカミさんの単身赴任先の宿舎なのですが。
ここからほど近いところに、あんずの里あぐりパークという、いちごがりができる場所や熱帯植物園があるところがあり、娘が一歳になったころから、毎年この季節になると、通っています。
12月から1月くらいがもっともいちごが大きな時期。それだけに、大喜びで走り回り、自分の握り拳ほどのいちごをどんどんほおばるコドモを見ると、コイツにとっては、長野市近辺も、「わたしのまち」なのだろうなぁと思うのです。なにせ、ヤツは「遊びに行く」とは言わない。一ヶ月に一回いくかいかないか。しかも、夜ついて一晩泊まり、翌朝には出てきてしまうだけの場所を「ながののおうち」と呼ぶのです。犬のマーキングではないけれど、自分の身の回りの人のにおいがする場所は、自分の場所でもある。そんな感じ方なのだろうなと想像しています。
それにしても。
今日のヒットは、このあぐりパークのスナックのコーナーで売っていた、クレープ。なんでも、「夢世紀」という千曲市特産の小麦を使った生地なんだそうですが、もちもちで、とてもいい香り。熱帯植物園でとったバナナとの組み合わせは、ちょっとないおいしさでした。この皮なら、ここに薄くジャム塗ったりしただけで、それだけ食べてもうまいんじゃないかな。ぜひ、ソーセージやツナ、野菜なんかを使ったゴハン的クレープも、つくってほしいと思います。
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