眠る大糸線
「大糸線の列車にはトイレがありません」の表示。しかも、一両で走っているので、たんぼの中を走っていると、なんだか田舎のバスみたいなのどかな感じがします。
最近は、この国鉄色の列車以外にも、もう少し古い時代の緑系の色の列車も走らせているようで、なんだか鉄っちゃん向けのサービス列車のようになりつつあります。
列車、列車と書いていますが、この路線は電化もされていません。つまり「電車」ではないわけで、いまだに僕の周りの人たちは、他の電化されている路線も「汽車」と言うひとが少なからずいます。若い20代くらいの人たちの中にも。
寒い日、ちょっと暑いくらいの暖房が効いた一両編成の列車にぽつんと座りながら、姫川温泉あたりまでふらりと行って、温泉でゴハンたべて帰ってくる。そんな、優雅な時間の使い方をしたいなぁなどと思いながら、夜行列車での日帰り出張に出かけたりする。そんな日々なのです。
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