ここいらへん
先週は、何度か仕事で隣の上越市に出かけて、ついでに白鳥の写真を撮ってきました。晴れた月曜日に、ぽてぽてと歩いていると、なんだかあたたかい気持ちになる。冬は、晴れているだけでいい気分になれるので、安上がりです。
さて。
僕は、新潟県の糸魚川というまちに住んでいます。合併前は、青海と呼ばれていた場所です。僕がどこを「ぼくのまち」だと思っているのか。「ぼくのまちのこと」と題したブログに隣町の写真を載せるとき、すこしだけいつも考えます。
でも、考えてみれば、僕は、地図の上にある「糸魚川市」という破線で囲まれたエリア全体に、自動的に「ぼくのまち」感を持っているわけではない。ならば、どこが「ぼくのまち」なのかと言えば、サンダルで行く30年前から同じ飛行機の遊具がある公園であったり、最近立て替えで壊されてとてもさみしかった小学校であったり、以前は時々鮎を釣っていた海川や早川であったり(ここなんかは、以前は「隣の市」ですね)だったりする。遠くへ出かけて、電車で帰ってくると、越後湯沢駅で乗り換えるときに「あぁ、戻ってきたな」とも思うし、人に「ウチのあたりはいいよ」って自慢するときには、この写真の上越市近辺(ここも、昔なら頸城村かな?)だったり、朝日町の小川沿いのサクラだったりもするかもしれない。
まさに僕が住む『ここいらへん』が、「ぼくのまち」なんだなと、あらためて思うのです。
開始一月半。これからも「ぼくのまち」の一こまを探していきますので、よろしくおねがいします。
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