とうとう、来た
10月おわりに出張途中にみた白馬の山々は、霜降り牛の脂肪みたいな雪だったのが、11月はじめに通ったら、ほこりだらけの本棚みたいな雪に。そして、とうとう、海岸沿いのウチの町にも、やってきました。白いヤツらが。
昨晩、遅くまで仕事をしていたら「どさっ、どさっ」という音が。確かに、バチバチと、雨というには芯を感じる痛そうな音が屋根を打っていたものの、「どさっ」はないだろ?と思っていたら、朝おきてみると、こんな感じ。昼間にはさっさと溶けてしまう程度の、うっすら雪化粧ですが、でも、こういうのは今年初。
たくさんつもった雪が屋根から落ちるわけでなくても、ほんの数ミリの雪が、2階の屋根から1階の屋根へと落ちるだけで、どさっと本当に重そうな音がするのは、なんでなんだろう。朝見て拍子抜けする日々が続いて、「これくらい音がしても、全然ゆきなんて、ないから安心だもんね」とか慣れてきた頃に、どかっと降って、またびっくりさせられる。
そうやって、だんだんと冬に慣れていく毎日が、はじまるのだろうなぁ。
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