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2006年11月24日 (金)

もっと近くに

Img_6990  庭の四季咲きの桜が、また少し花をつけています。4月の桜のように、この木はすべてが桜色に染まるようなことはありません。陽気のいい時に、突然思い出したようにぽつんぽつんと花をつけて、「景気悪くてすいませんね。ま、こんなもんなんです」なんて感じで散っていく。ただ、「あ、咲いてる」って気づくことが、なんだかご褒美っぽい感じで、けっこう好きなのです。

 で、今日の我が家の台所。

 湯飲みに無造作に差してある、庭の四季咲き桜の小枝。木全体で見ると、「ぼちぼちでんねん」な花も、この枝だけ切り取ってきてみると、まるで満開みたい。

 クレンザーだの、キレイキレイだの、あらっただけでまだ拭いていない箸だの、急須だの、そういうものがある場所に一緒にある、雑然とした飾りとしての花。

 でも、それは確かに、あのご褒美を、もっとちかくにたぐりよせる、そんな一手間なのでした。

 がんばってしおれないで、何日か生きながらえてくれよ(笑)。

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